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愛知県の災害の記録

イマドコちゃん

イマドコちゃん

愛知県で1日にいちばん降ったのは2000年9月の428.0ミリだよ。1時間だと2000年9月の97.0ミリだよ。1時間に80ミリ以上は「猛烈な雨」で、気象庁の説明では息苦しくなるような圧迫感があるとされる強さなんだ。

記録は気象庁の観測値。雨の強さの言い方は気象庁「雨の強さと降り方」より

愛知県が全国のなかで上位に来るもの(観測史上1位の値で比べたとき)

  • 長く続く雨 全国4位 24時間の雨量 534.5mm
  • 暑さの長さ 全国5位 猛暑日の年間日数 52日
  • 暑さ 全国7位 最高気温 40.3℃
  • 夜の暑さ 全国7位 熱帯夜の年間日数 73日

比べているのは愛知県の代表観測所(名古屋)の値です。 同じ県でも場所によって大きく違います。

観測史上の記録 名古屋観測所

それぞれ上位10件のうち、2001年以降のものが何件あるかを右に出しています。 観測を始めた年は項目によって違うので、偶然そうなる件数も項目ごとに変わります (各項目の観測開始年を件数の左に出しています)。
たとえば1897年からの観測なら直近25年は全体の約2割で、偶然なら10件中2件前後。 1940年からの観測なら約3割なので、偶然でも3件前後になります。

大雨 1日の雨量 1890年からの観測 2001年以降 0/10件
  1. 1 428mm 2000年9月11日
  2. 2 240.1mm 1896年9月9日
  3. 3 217.5mm 1991年9月19日
  4. 4 213.2mm 1896年9月8日
  5. 5 202mm 1971年8月30日
  6. 6 187.7mm 1940年6月17日
  7. 7 176.6mm 1925年9月11日
  8. 8 176.2mm 1952年7月11日
  9. 9 175.4mm 1952年6月23日
  10. 10 175mm 1917年9月30日
短時間の強い雨 1時間の雨量 1890年からの観測 2001年以降 2/10件
  1. 1 97mm 2000年9月11日
  2. 2 92mm 1919年7月18日
  3. 3 84mm 2008年8月29日
  4. 4 82mm 1971年9月26日
  5. 5 76mm 1945年9月11日
  6. 6 75mm 1987年9月25日
  7. 7 74.1mm 1909年9月1日
  8. 8 72.5mm 1983年9月28日
  9. 9 67mm 2009年10月8日
  10. 10 66.1mm 1932年7月8日
長く続く雨 24時間の雨量 1891年からの観測 2001年以降 4/10件
  1. 1 534.5mm 2000年9月11日
  2. 2 315.9mm 1896年9月9日
  3. 3 277.5mm 1971年8月30日
  4. 4 231.5mm 1991年9月19日
  5. 5 229mm 1990年9月17日
  6. 6 223.5mm 2011年9月20日
  7. 7 210.8mm 1925年8月15日
  8. 8 208mm 2017年10月22日
  9. 9 200.5mm 2001年8月21日
  10. 10 193mm 2008年8月29日
暑さ 最高気温 1890年からの観測 2001年以降 7/10件
  1. 1 40.3℃ 2018年8月3日
  2. 2 40℃ 2025年8月31日
  3. 3 39.9℃ 2026年7月23日
  4. 4 39.9℃ 2018年8月5日
  5. 5 39.9℃ 1942年8月2日
  6. 6 39.8℃ 2026年7月25日
  7. 7 39.8℃ 1994年8月5日
  8. 8 39.7℃ 2026年7月24日
  9. 9 39.7℃ 2026年7月21日
  10. 10 39.7℃ 1994年8月7日
暑さの長さ 猛暑日の年間日数 1890年からの観測 2001年以降 7/10件
  1. 1 52日 2025年
  2. 2 47日 2024年
  3. 3 36日 2018年
  4. 4 32日 2023年
  5. 5 32日 1995年
  6. 6 31日 1942年
  7. 7 30日 2010年
  8. 8 27日 2013年
  9. 9 27日 2013年
  10. 10 27日 1994年
夜の暑さ 熱帯夜の年間日数 1890年からの観測 2001年以降 9/10件
  1. 1 73日 2025年
  2. 2 56日 2024年
  3. 3 49日 2023年
  4. 4 49日 2018年
  5. 5 48日 2010年
  6. 6 40日 2011年
  7. 7 40日 2011年
  8. 8 39日 1994年
  9. 9 36日 2020年
  10. 10 35日 2022年
大雪 積雪の深さ 1890年からの観測 2001年以降 2/9件
  1. 1 49cm 1945年12月19日
  2. 2 39cm 1893年2月13日
  3. 3 25cm 1922年1月21日
  4. 4 24cm 1923年1月3日
  5. 5 23cm 2014年12月18日
  6. 6 23cm 2005年12月19日
  7. 7 23cm 1947年2月3日
  8. 8 20cm 1965年12月17日
  9. 10 19cm 1988年2月4日
台風の強さ 最低気圧 1890年からの観測 2001年以降 3/10件
  1. 1 958.2hPa 1959年9月26日
  2. 2 966.2hPa 2018年9月30日
  3. 3 969.7hPa 1953年9月25日
  4. 4 969.8hPa 2009年10月8日
  5. 5 970.2hPa 1965年9月17日
  6. 6 971.4hPa 1961年9月16日
  7. 7 971.5hPa 1912年9月23日
  8. 8 971.7hPa 1979年10月19日
  9. 9 972.5hPa 1990年9月20日
  10. 10 973hPa 2017年10月23日
寒さ 最低気温 1890年からの観測 2001年以降 0/10件
  1. 1 -10.3℃ 1927年1月24日
  2. 2 -9.5℃ 1895年2月22日
  3. 3 -8.7℃ 1929年1月3日
  4. 4 -8.6℃ 1927年1月30日
  5. 5 -8.6℃ 1915年1月15日
  6. 6 -8.5℃ 1893年2月14日
  7. 7 -8.3℃ 1936年2月3日
  8. 8 -8.2℃ 1947年2月4日
  9. 9 -8.2℃ 1923年1月2日
  10. 10 -8.1℃ 1945年1月28日

出典:気象庁「観測史上1〜10位の値」
統計期間は項目によって異なります(各項目の観測開始年は下の件数の横に出しています)。

記録が新しい側に寄っている

イマドコちゃん

イマドコちゃん

熱帯夜の年間日数の記録は、上位10件のうち9件が2001年以降なんだ。この項目は1890年からの観測で、直近25年はその19%くらい。偶然なら1.9件のはずだよ。同じように新しい側へ寄っているのは最高気温と猛暑日の年間日数だよ。反対に1日の雨量は2001年以降が1件も無くて、古い年のままなんだ。これは記録の日付を数えただけで、原因まではこの数字からは分からない。ただ、寄り方が項目によってはっきり違うのは確かだよ。

観測史上10位までの日付を数えたもの。原因の断定はしていません

記録に残っている地震

イマドコちゃん

イマドコちゃん

愛知県で被害が記録された地震は、1891年から2005年までで6件あるよ。いちばん大きかったのは1891年の濃尾地震。7,273人が亡くなったり行方不明になったりしているんだ。ただしこれは被害が大きかったものだけの数だから、「何年に1回」という間隔にはならないよ。載っていない年にも地震は起きているんだ。

気象庁「過去の地震津波災害」より。1995年までは死者・行方不明者100人以上のものだけです

気圧がいちばん下がったとき

イマドコちゃん

イマドコちゃん

愛知県でこれまでにいちばん気圧が下がったのは1959年9月の958.2ヘクトパスカルだよ。中心の気圧が低いほど、周りとの差が大きくなって風が強く吹くんだ。海の上では気圧が低いところの水位が持ち上がるから、満潮と重なると高潮になりやすいよ。

気象庁の観測記録より。台風の強さの階級は気圧ではなく最大風速で決められています

被害が記録された地震 6件

地震M最大震度死者・不明
2005 愛知県西部 4.8
2005 愛知県西部 4.7
1997 愛知県東部 5.9 5強
1945 三河地震 津波 6.8 5 1,961
1944 東南海地震 津波 7.9 6 1,183
1891 濃尾地震 8.0 (6) 7,273

出典:気象庁「過去の地震津波災害」。1995年までは死者・行方不明者が100人以上のものだけ、 1996年以降は被害が出たものすべてが載っています。件数が近年に多く見えるのはこのためで、 地震が増えたわけではありません。
最大震度のかっこ付き(例:(6))は、観測点が少なかった時代に被害の様子から推定された値です。 「5弱」「6強」のように弱・強が付くのは1996年に階級が分かれてからの表記で、 それ以前の「5」「6」とは範囲が異なります。

この記録の読み方

平均ではなく最大を見ています。備えの目安になるのは平年並みの数字ではなく、 実際にその土地で起きた最大だからです。

同じ県でも場所によって大きく違います。ここに出しているのは県の代表となる 気象官署1か所の記録です。山沿いと海沿い、川の近くと台地の上では条件が変わります。 お住まいの場所の危険度は、自治体が配っているハザードマップでご確認ください。

記録が無い=安全ではありません。観測が始まる前にも災害は起きています。 古い記録ほど残りにくく、この一覧に載っていないものもあります。