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千葉県の災害の記録

イマドコちゃん

イマドコちゃん

千葉県で1日にいちばん降ったのは2026年8月の351.0ミリだよ。1時間だと2026年8月の115.0ミリだよ。1時間に80ミリ以上は「猛烈な雨」で、気象庁の説明では息苦しくなるような圧迫感があるとされる強さなんだ。

記録は気象庁の観測値。雨の強さの言い方は気象庁「雨の強さと降り方」より

千葉県が全国のなかで上位に来るもの(観測史上1位の値で比べたとき)

  • 短時間の強い雨 全国7位 1時間の雨量 115mm
  • 夜の暑さ 全国11位 熱帯夜の年間日数 71日
  • 大雨 全国17位 1日の雨量 351mm
  • 長く続く雨 全国17位 24時間の雨量 367mm

比べているのは千葉県の代表観測所(千葉)の値です。 同じ県でも場所によって大きく違います。

観測史上の記録 千葉観測所

それぞれ上位10件のうち、2001年以降のものが何件あるかを右に出しています。 観測を始めた年は項目によって違うので、偶然そうなる件数も項目ごとに変わります (各項目の観測開始年を件数の左に出しています)。
たとえば1897年からの観測なら直近25年は全体の約2割で、偶然なら10件中2件前後。 1940年からの観測なら約3割なので、偶然でも3件前後になります。

大雨 1日の雨量 1966年からの観測 2001年以降 5/10件
  1. 1 351mm 2026年8月13日
  2. 2 259.5mm 1996年9月22日
  3. 3 238mm 2013年10月16日
  4. 4 212.5mm 2023年9月8日
  5. 5 185mm 2001年10月10日
  6. 6 183mm 1986年8月4日
  7. 7 181.5mm 2019年10月25日
  8. 8 181.5mm 1991年9月19日
  9. 9 179.5mm 1993年8月27日
  10. 10 173mm 1999年7月13日
短時間の強い雨 1時間の雨量 1966年からの観測 2001年以降 7/10件
  1. 1 115mm 2026年8月13日
  2. 2 71mm 1975年10月5日
  3. 3 70mm 1986年9月9日
  4. 4 68mm 2010年9月8日
  5. 5 63.5mm 2023年9月8日
  6. 6 61.5mm 2013年10月16日
  7. 7 58.5mm 2025年9月12日
  8. 8 57.5mm 1999年8月20日
  9. 9 55.5mm 2005年8月23日
  10. 10 55mm 2016年9月13日
長く続く雨 24時間の雨量 1966年からの観測 2001年以降 4/10件
  1. 1 367mm 2026年8月13日
  2. 2 309mm 2013年10月15日
  3. 3 259.5mm 1996年9月22日
  4. 4 219.5mm 2023年9月8日
  5. 5 201.5mm 1986年8月4日
  6. 6 195mm 1993年8月27日
  7. 7 192mm 2000年7月8日
  8. 8 189mm 1999年7月13日
  9. 9 185mm 2001年10月10日
  10. 10 185mm 1991年9月19日
暑さ 最高気温 1966年からの観測 2001年以降 9/10件
  1. 1 38.5℃ 2015年8月7日
  2. 2 38.4℃ 2013年8月11日
  3. 3 37.8℃ 2004年7月20日
  4. 4 37.8℃ 2001年7月24日
  5. 5 37.7℃ 2016年8月9日
  6. 6 37.6℃ 1994年8月3日
  7. 7 37.5℃ 2026年7月29日
  8. 8 37.4℃ 2024年7月29日
  9. 9 37.4℃ 2018年7月23日
  10. 10 37.4℃ 2013年8月10日
暑さの長さ 猛暑日の年間日数 1966年からの観測 2001年以降 8/9件
  1. 1 10日 2025年
  2. 2 10日 2010年
  3. 3 9日 2024年
  4. 4 7日 2023年
  5. 6 6日 2013年
  6. 7 6日 1995年
  7. 8 5日 2018年
  8. 9 5日 2007年
  9. 10 4日 2015年
夜の暑さ 熱帯夜の年間日数 1966年からの観測 2001年以降 8/10件
  1. 1 71日 2025年
  2. 2 68日 2024年
  3. 3 67日 2023年
  4. 4 48日 2018年
  5. 5 48日 2010年
  6. 6 45日 2011年
  7. 7 43日 2012年
  8. 8 42日 1999年
  9. 9 38日 1994年
  10. 10 36日 2022年
大雪 積雪の深さ 1966年からの観測 2001年以降 3/10件
  1. 1 33cm 2014年2月9日
  2. 2 26cm 1984年1月19日
  3. 3 23cm 1994年2月12日
  4. 4 21cm 1984年2月18日
  5. 5 20cm 1967年2月12日
  6. 6 15cm 1986年2月19日
  7. 7 14cm 1996年2月18日
  8. 8 13cm 2001年1月28日
  9. 9 13cm 1992年2月1日
  10. 10 10cm 2018年1月22日
台風の強さ 最低気圧 1966年からの観測 2001年以降 5/10件
  1. 1 963.4hPa 2002年10月1日
  2. 2 965.1hPa 2019年9月9日
  3. 3 966.2hPa 1981年8月23日
  4. 4 967.8hPa 1981年10月23日
  5. 5 968.6hPa 2017年10月23日
  6. 6 969.7hPa 2013年10月16日
  7. 7 970.3hPa 1985年7月1日
  8. 8 970.4hPa 1994年2月21日
  9. 9 971.7hPa 1998年9月16日
  10. 10 972.1hPa 2002年7月11日
寒さ 最低気温 1966年からの観測 2001年以降 0/10件
  1. 1 -5.2℃ 1967年2月13日
  2. 2 -5.1℃ 1970年1月17日
  3. 3 -5.1℃ 1968年2月13日
  4. 4 -5℃ 1976年1月22日
  5. 5 -4.9℃ 1981年1月13日
  6. 6 -4.6℃ 1983年1月23日
  7. 7 -4.6℃ 1970年1月28日
  8. 8 -4.4℃ 1977年3月6日
  9. 9 -4.4℃ 1967年1月17日
  10. 10 -4.2℃ 1985年1月18日

出典:気象庁「観測史上1〜10位の値」
統計期間は項目によって異なります(各項目の観測開始年は下の件数の横に出しています)。

記録が新しい側に寄っている

イマドコちゃん

イマドコちゃん

最高気温の記録は、上位10件のうち9件が2001年以降なんだ。この項目は1966年からの観測で、直近25年はその43%くらい。偶然なら4.3件のはずだよ。反対に最低気温は2001年以降が1件も無くて、古い年のままなんだ。これは記録の日付を数えただけで、原因まではこの数字からは分からない。ただ、寄り方が項目によってはっきり違うのは確かだよ。

観測史上10位までの日付を数えたもの。原因の断定はしていません

記録に残っている地震

イマドコちゃん

イマドコちゃん

千葉県で被害が記録された地震は、1960年から2023年までで20件あるよ。いちばん大きかったのは1960年のチリ地震津波。142人が亡くなったり行方不明になったりしているんだ。ただしこれは被害が大きかったものだけの数だから、「何年に1回」という間隔にはならないよ。載っていない年にも地震は起きているんだ。

気象庁「過去の地震津波災害」より。1995年までは死者・行方不明者100人以上のものだけです

気圧がいちばん下がったとき

イマドコちゃん

イマドコちゃん

千葉県でこれまでにいちばん気圧が下がったのは2002年10月の963.4ヘクトパスカルだよ。中心の気圧が低いほど、周りとの差が大きくなって風が強く吹くんだ。海の上では気圧が低いところの水位が持ち上がるから、満潮と重なると高潮になりやすいよ。

気象庁の観測記録より。台風の強さの階級は気圧ではなく最大風速で決められています

被害が記録された地震 20件

地震M最大震度死者・不明
2023 千葉県南部 5.2 5強
2021 千葉県北西部 5.9 5強
2020 千葉県東方沖 6.1 5弱
2019 千葉県北東部 5.1 5弱
2015 東京湾 5.2 5弱
2012 千葉県東方沖 6.1 5強 1
2007 千葉県南部 4.8 5弱
2007 千葉県東方沖 5.3
2005 千葉県北西部 4.7
2005 千葉県北西部 6.0 5強
2005 千葉県北東部 5.6
2005 千葉県北東部 6.1 5強
2004 千葉県南東沖 房総半島南東沖 5.5
2003 東京湾 5.1
2003 千葉県南部 5.8
2003 千葉県北西部 茨城県南部 5.3
2000 千葉県東方沖 千葉県北東部 6.1 5弱
1999 千葉県北西部 5.1
1998 東京湾 4.7
1960 チリ地震津波 津波 9.5 - 142

出典:気象庁「過去の地震津波災害」。1995年までは死者・行方不明者が100人以上のものだけ、 1996年以降は被害が出たものすべてが載っています。件数が近年に多く見えるのはこのためで、 地震が増えたわけではありません。
最大震度のかっこ付き(例:(6))は、観測点が少なかった時代に被害の様子から推定された値です。 「5弱」「6強」のように弱・強が付くのは1996年に階級が分かれてからの表記で、 それ以前の「5」「6」とは範囲が異なります。

この記録の読み方

平均ではなく最大を見ています。備えの目安になるのは平年並みの数字ではなく、 実際にその土地で起きた最大だからです。

同じ県でも場所によって大きく違います。ここに出しているのは県の代表となる 気象官署1か所の記録です。山沿いと海沿い、川の近くと台地の上では条件が変わります。 お住まいの場所の危険度は、自治体が配っているハザードマップでご確認ください。

記録が無い=安全ではありません。観測が始まる前にも災害は起きています。 古い記録ほど残りにくく、この一覧に載っていないものもあります。