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愛媛県の災害の記録

イマドコちゃん

イマドコちゃん

愛媛県で1日にいちばん降ったのは1943年7月の215.1ミリだよ。1時間だと2024年11月の78.0ミリだよ。1時間に50ミリ以上は「非常に激しい雨」。気象庁の説明では、車の運転は危険とされる強さだよ。

記録は気象庁の観測値。雨の強さの言い方は気象庁「雨の強さと降り方」より

愛媛県が全国のなかで上位に来るもの(観測史上1位の値で比べたとき)

  • 暑さの長さ 全国21位 猛暑日の年間日数 33日
  • 夜の暑さ 全国23位 熱帯夜の年間日数 58日
  • 台風の強さ 全国26位 最低気圧 958.6hPa
  • 大雪 全国27位 積雪の深さ 34cm

比べているのは愛媛県の代表観測所(松山)の値です。 同じ県でも場所によって大きく違います。

観測史上の記録 松山観測所

それぞれ上位10件のうち、2001年以降のものが何件あるかを右に出しています。 観測を始めた年は項目によって違うので、偶然そうなる件数も項目ごとに変わります (各項目の観測開始年を件数の左に出しています)。
たとえば1897年からの観測なら直近25年は全体の約2割で、偶然なら10件中2件前後。 1940年からの観測なら約3割なので、偶然でも3件前後になります。

大雨 1日の雨量 1890年からの観測 2001年以降 5/10件
  1. 1 215.1mm 1943年7月23日
  2. 2 206mm 2018年7月6日
  3. 3 195.1mm 1945年7月12日
  4. 4 187.5mm 2017年9月17日
  5. 5 187mm 2005年7月3日
  6. 6 182.5mm 1995年7月3日
  7. 7 168.5mm 1979年6月27日
  8. 8 167mm 2001年6月19日
  9. 9 165.2mm 1943年7月22日
  10. 10 158.5mm 2010年7月12日
短時間の強い雨 1時間の雨量 1890年からの観測 2001年以降 6/10件
  1. 1 78mm 2024年11月2日
  2. 2 60.5mm 1992年8月2日
  3. 3 55mm 2004年8月23日
  4. 4 52.8mm 1963年8月30日
  5. 5 52mm 1961年10月26日
  6. 6 48mm 2015年7月9日
  7. 7 47.5mm 2024年7月11日
  8. 8 47.5mm 2010年7月12日
  9. 9 47mm 2001年6月20日
  10. 10 46.6mm 1943年8月27日
長く続く雨 24時間の雨量 1890年からの観測 2001年以降 8/10件
  1. 1 262.5mm 2001年6月19日
  2. 2 245mm 2018年7月6日
  3. 3 242mm 2023年6月30日
  4. 4 212mm 2023年7月1日
  5. 5 199mm 2020年7月7日
  6. 6 195mm 2005年7月3日
  7. 7 190.5mm 1995年7月3日
  8. 8 187.5mm 2017年9月17日
  9. 9 181.5mm 1979年6月27日
  10. 10 179.5mm 2013年10月25日
暑さ 最高気温 1890年からの観測 2001年以降 8/10件
  1. 1 37.8℃ 2026年8月3日
  2. 2 37.4℃ 2018年8月7日
  3. 3 37.2℃ 2017年8月5日
  4. 4 37.1℃ 2018年8月24日
  5. 5 37℃ 1994年7月22日
  6. 6 37℃ 1915年8月2日
  7. 7 36.9℃ 2026年8月6日
  8. 8 36.9℃ 2026年8月2日
  9. 9 36.9℃ 2024年8月16日
  10. 10 36.9℃ 2018年8月25日
暑さの長さ 猛暑日の年間日数 1890年からの観測 2001年以降 8/10件
  1. 1 33日 2024年
  2. 2 24日 1893年
  3. 3 24日 1893年
  4. 4 14日 2020年
  5. 5 14日 2010年
  6. 6 13日 2018年
  7. 7 12日 2013年
  8. 8 11日 2025年
  9. 9 11日 2023年
  10. 10 11日 2016年
夜の暑さ 熱帯夜の年間日数 1890年からの観測 2001年以降 10/10件
  1. 1 58日 2024年
  2. 2 56日 2025年
  3. 3 46日 2022年
  4. 4 44日 2018年
  5. 5 41日 2010年
  6. 6 41日 2010年
  7. 7 40日 2023年
  8. 8 39日 2013年
  9. 9 37日 2017年
  10. 10 37日 2006年
大雪 積雪の深さ 1890年からの観測 2001年以降 0/10件
  1. 1 34cm 1907年2月11日
  2. 2 25cm 1931年2月10日
  3. 3 18cm 1917年2月4日
  4. 4 17cm 1945年2月22日
  5. 5 14cm 1984年1月31日
  6. 6 11cm 1987年2月3日
  7. 7 9cm 1984年2月1日
  8. 8 9cm 1969年3月12日
  9. 9 8cm 1949年2月15日
  10. 10 8cm 1901年2月21日
台風の強さ 最低気圧 1890年からの観測 2001年以降 1/10件
  1. 1 958.6hPa 1896年8月18日
  2. 2 959.3hPa 1918年7月12日
  3. 3 964.3hPa 1945年9月17日
  4. 4 967.1hPa 1951年10月14日
  5. 5 968.3hPa 1954年9月26日
  6. 6 970.9hPa 1970年8月21日
  7. 7 972hPa 1961年9月16日
  8. 8 972.8hPa 2004年8月30日
  9. 9 975.3hPa 1993年9月3日
  10. 10 975.7hPa 1993年9月4日
寒さ 最低気温 1890年からの観測 2001年以降 0/10件
  1. 1 -8.3℃ 1913年2月12日
  2. 2 -7℃ 1892年1月19日
  3. 3 -6.8℃ 1904年1月26日
  4. 4 -6.6℃ 1920年2月11日
  5. 5 -6.4℃ 1945年1月28日
  6. 6 -6.3℃ 1893年3月1日
  7. 7 -6.2℃ 1918年1月17日
  8. 8 -6℃ 1897年2月12日
  9. 9 -6℃ 1893年2月12日
  10. 10 -5.9℃ 1896年2月16日

出典:気象庁「観測史上1〜10位の値」
統計期間は項目によって異なります(各項目の観測開始年は下の件数の横に出しています)。

記録が新しい側に寄っている

イマドコちゃん

イマドコちゃん

熱帯夜の年間日数の記録は、上位10件のうち10件が2001年以降なんだ。この項目は1890年からの観測で、直近25年はその19%くらい。偶然なら1.9件のはずだよ。同じように新しい側へ寄っているのは24時間の雨量と最高気温だよ。反対に積雪の深さは2001年以降が1件も無くて、古い年のままなんだ。これは記録の日付を数えただけで、原因まではこの数字からは分からない。ただ、寄り方が項目によってはっきり違うのは確かだよ。

観測史上10位までの日付を数えたもの。原因の断定はしていません

記録に残っている地震

イマドコちゃん

イマドコちゃん

愛媛県で被害が記録された地震は、2001年から2024年までで4件あるよ。いちばん大きかったのは2001年の安芸灘 平成13年(2001年) 芸予地震。2人が亡くなったり行方不明になったりしているんだ。ただしこれは被害が大きかったものだけの数だから、「何年に1回」という間隔にはならないよ。載っていない年にも地震は起きているんだ。

気象庁「過去の地震津波災害」より。1995年までは死者・行方不明者100人以上のものだけです

気圧がいちばん下がったとき

イマドコちゃん

イマドコちゃん

愛媛県でこれまでにいちばん気圧が下がったのは1896年8月の958.6ヘクトパスカルだよ。中心の気圧が低いほど、周りとの差が大きくなって風が強く吹くんだ。海の上では気圧が低いところの水位が持ち上がるから、満潮と重なると高潮になりやすいよ。

気象庁の観測記録より。台風の強さの階級は気圧ではなく最大風速で決められています

被害が記録された地震 4件

地震M最大震度死者・不明
2024 豊後水道 6.6 6弱
2014 伊予灘 6.2 5強
2002 安芸灘 伊予灘 4.7
2001 安芸灘 平成13年(2001年) 芸予地震 6.7 6弱 2

出典:気象庁「過去の地震津波災害」。1995年までは死者・行方不明者が100人以上のものだけ、 1996年以降は被害が出たものすべてが載っています。件数が近年に多く見えるのはこのためで、 地震が増えたわけではありません。
最大震度のかっこ付き(例:(6))は、観測点が少なかった時代に被害の様子から推定された値です。 「5弱」「6強」のように弱・強が付くのは1996年に階級が分かれてからの表記で、 それ以前の「5」「6」とは範囲が異なります。

この記録の読み方

平均ではなく最大を見ています。備えの目安になるのは平年並みの数字ではなく、 実際にその土地で起きた最大だからです。

同じ県でも場所によって大きく違います。ここに出しているのは県の代表となる 気象官署1か所の記録です。山沿いと海沿い、川の近くと台地の上では条件が変わります。 お住まいの場所の危険度は、自治体が配っているハザードマップでご確認ください。

記録が無い=安全ではありません。観測が始まる前にも災害は起きています。 古い記録ほど残りにくく、この一覧に載っていないものもあります。