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福岡県の災害の記録

イマドコちゃん

イマドコちゃん

福岡県で1日にいちばん降ったのは1953年6月の307.8ミリだよ。1時間だと1997年7月の96.5ミリだよ。1時間に80ミリ以上は「猛烈な雨」で、気象庁の説明では息苦しくなるような圧迫感があるとされる強さなんだ。

記録は気象庁の観測値。雨の強さの言い方は気象庁「雨の強さと降り方」より

福岡県が全国のなかで上位に来るもの(観測史上1位の値で比べたとき)

  • 夜の暑さ 全国3位 熱帯夜の年間日数 83日
  • 台風の強さ 全国9位 最低気圧 942.8hPa
  • 暑さの長さ 全国17位 猛暑日の年間日数 39日
  • 短時間の強い雨 全国18位 1時間の雨量 96.5mm

比べているのは福岡県の代表観測所(福岡)の値です。 同じ県でも場所によって大きく違います。

観測史上の記録 福岡観測所

それぞれ上位10件のうち、2001年以降のものが何件あるかを右に出しています。 観測を始めた年は項目によって違うので、偶然そうなる件数も項目ごとに変わります (各項目の観測開始年を件数の左に出しています)。
たとえば1897年からの観測なら直近25年は全体の約2割で、偶然なら10件中2件前後。 1940年からの観測なら約3割なので、偶然でも3件前後になります。

大雨 1日の雨量 1890年からの観測 2001年以降 3/10件
  1. 1 307.8mm 1953年6月25日
  2. 2 269.6mm 1941年6月26日
  3. 3 257.6mm 1905年7月26日
  4. 4 236mm 2018年7月6日
  5. 5 233mm 1983年7月16日
  6. 6 231.5mm 2021年8月14日
  7. 7 229.3mm 1963年6月29日
  8. 8 216.5mm 1954年9月25日
  9. 9 215.8mm 1955年4月15日
  10. 10 212.5mm 2001年6月19日
短時間の強い雨 1時間の雨量 1896年からの観測 2001年以降 5/10件
  1. 1 96.5mm 1997年7月28日
  2. 2 79.5mm 1999年6月29日
  3. 3 73.2mm 1957年8月3日
  4. 4 72.5mm 2013年8月30日
  5. 5 71.5mm 2009年7月24日
  6. 6 68mm 2022年8月21日
  7. 7 68mm 1998年8月14日
  8. 8 67.2mm 1940年8月2日
  9. 9 67mm 2026年8月26日
  10. 10 65.5mm 2025年8月10日
長く続く雨 24時間の雨量 1896年からの観測 2001年以降 5/10件
  1. 1 307.6mm 1941年6月26日
  2. 2 278.5mm 2018年7月6日
  3. 3 276.5mm 1963年6月30日
  4. 4 275mm 1980年8月30日
  5. 5 271.5mm 2021年8月14日
  6. 6 257.6mm 1905年7月26日
  7. 7 254mm 2009年7月24日
  8. 8 252.5mm 2024年11月1日
  9. 9 249.1mm 1935年6月28日
  10. 10 240.5mm 2013年8月30日
暑さ 最高気温 1890年からの観測 2001年以降 9/10件
  1. 1 39℃ 2026年8月26日
  2. 2 38.3℃ 2018年7月20日
  3. 3 38.1℃ 2018年8月21日
  4. 4 38℃ 2024年9月19日
  5. 5 38℃ 2020年8月25日
  6. 6 37.9℃ 2025年7月28日
  7. 7 37.9℃ 2013年8月20日
  8. 8 37.8℃ 2024年8月21日
  9. 9 37.7℃ 2024年8月20日
  10. 10 37.7℃ 1994年8月15日
暑さの長さ 猛暑日の年間日数 1890年からの観測 2001年以降 9/10件
  1. 1 39日 2024年
  2. 2 30日 2013年
  3. 3 30日 2013年
  4. 4 29日 2025年
  5. 5 24日 2010年
  6. 6 22日 2016年
  7. 7 21日 1994年
  8. 8 20日 2022年
  9. 9 17日 2023年
  10. 10 16日 2018年
夜の暑さ 熱帯夜の年間日数 1890年からの観測 2001年以降 8/10件
  1. 1 83日 2025年
  2. 2 73日 2024年
  3. 3 65日 2023年
  4. 4 63日 2022年
  5. 5 57日 2013年
  6. 6 55日 2017年
  7. 7 55日 2017年
  8. 8 55日 1994年
  9. 9 54日 2018年
  10. 10 53日 1990年
大雪 積雪の深さ 1894年からの観測 2001年以降 0/10件
  1. 1 30cm 1917年12月30日
  2. 2 21cm 1918年1月1日
  3. 3 21cm 1917年2月5日
  4. 4 16cm 1931年2月10日
  5. 5 16cm 1907年2月11日
  6. 6 15cm 1999年2月4日
  7. 7 15cm 1990年1月24日
  8. 8 15cm 1968年2月22日
  9. 9 12cm 1910年2月1日
  10. 10 10cm 1987年3月2日
台風の強さ 最低気圧 1890年からの観測 2001年以降 2/10件
  1. 1 942.8hPa 1991年9月27日
  2. 2 950.9hPa 2004年9月7日
  3. 3 960.4hPa 1942年8月27日
  4. 4 961.7hPa 1895年7月24日
  5. 5 961.9hPa 1891年9月14日
  6. 6 962.7hPa 2006年9月17日
  7. 7 965.4hPa 1971年8月5日
  8. 8 966.2hPa 1954年9月13日
  9. 9 966.7hPa 1956年8月17日
  10. 10 966.7hPa 1951年10月14日
寒さ 最低気温 1890年からの観測 2001年以降 0/10件
  1. 1 -8.2℃ 1919年2月5日
  2. 2 -6℃ 1946年2月4日
  3. 3 -6℃ 1918年1月26日
  4. 4 -5.7℃ 1945年1月29日
  5. 5 -5.6℃ 1934年1月28日
  6. 6 -5.4℃ 1945年2月18日
  7. 7 -5.4℃ 1917年12月28日
  8. 8 -5.3℃ 1940年1月31日
  9. 9 -5.3℃ 1908年2月19日
  10. 10 -5.2℃ 1977年2月16日

出典:気象庁「観測史上1〜10位の値」
統計期間は項目によって異なります(各項目の観測開始年は下の件数の横に出しています)。

記録が新しい側に寄っている

イマドコちゃん

イマドコちゃん

最高気温の記録は、上位10件のうち9件が2001年以降なんだ。この項目は1890年からの観測で、直近25年はその19%くらい。偶然なら1.9件のはずだよ。同じように新しい側へ寄っているのは猛暑日の年間日数と熱帯夜の年間日数だよ。反対に積雪の深さは2001年以降が1件も無くて、古い年のままなんだ。これは記録の日付を数えただけで、原因まではこの数字からは分からない。ただ、寄り方が項目によってはっきり違うのは確かだよ。

観測史上10位までの日付を数えたもの。原因の断定はしていません

記録に残っている地震

イマドコちゃん

イマドコちゃん

福岡県で被害が記録された地震は、2005年の1件だけだよ。いちばん大きかったのは2005年の福岡県北西沖。1人が亡くなったり行方不明になったりしているんだ。ただしこれは被害が大きかったものだけの数だから、「何年に1回」という間隔にはならないよ。載っていない年にも地震は起きているんだ。

気象庁「過去の地震津波災害」より。1995年までは死者・行方不明者100人以上のものだけです

気圧がいちばん下がったとき

イマドコちゃん

イマドコちゃん

福岡県でこれまでにいちばん気圧が下がったのは1991年9月の942.8ヘクトパスカルだよ。中心の気圧が低いほど、周りとの差が大きくなって風が強く吹くんだ。海の上では気圧が低いところの水位が持ち上がるから、満潮と重なると高潮になりやすいよ。

気象庁の観測記録より。台風の強さの階級は気圧ではなく最大風速で決められています

被害が記録された地震 1件

地震M最大震度死者・不明
2005 福岡県北西沖 福岡県西方沖 7.0 6弱 1

出典:気象庁「過去の地震津波災害」。1995年までは死者・行方不明者が100人以上のものだけ、 1996年以降は被害が出たものすべてが載っています。件数が近年に多く見えるのはこのためで、 地震が増えたわけではありません。
最大震度のかっこ付き(例:(6))は、観測点が少なかった時代に被害の様子から推定された値です。 「5弱」「6強」のように弱・強が付くのは1996年に階級が分かれてからの表記で、 それ以前の「5」「6」とは範囲が異なります。

この記録の読み方

平均ではなく最大を見ています。備えの目安になるのは平年並みの数字ではなく、 実際にその土地で起きた最大だからです。

同じ県でも場所によって大きく違います。ここに出しているのは県の代表となる 気象官署1か所の記録です。山沿いと海沿い、川の近くと台地の上では条件が変わります。 お住まいの場所の危険度は、自治体が配っているハザードマップでご確認ください。

記録が無い=安全ではありません。観測が始まる前にも災害は起きています。 古い記録ほど残りにくく、この一覧に載っていないものもあります。