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福島県の災害の記録

イマドコちゃん

イマドコちゃん

福島県で1日にいちばん降ったのは2019年10月の233.5ミリだよ。1時間だと2017年7月の71.0ミリだよ。1時間に50ミリ以上は「非常に激しい雨」。気象庁の説明では、車の運転は危険とされる強さだよ。

記録は気象庁の観測値。雨の強さの言い方は気象庁「雨の強さと降り方」より

福島県が全国のなかで上位に来るもの(観測史上1位の値で比べたとき)

  • 寒さ 全国7位 最低気温 -18.5℃
  • 大雪 全国14位 積雪の深さ 80cm
  • 暑さ 全国19位 最高気温 39.2℃
  • 暑さの長さ 全国19位 猛暑日の年間日数 34日

比べているのは福島県の代表観測所(福島)の値です。 同じ県でも場所によって大きく違います。

観測史上の記録 福島観測所

それぞれ上位10件のうち、2001年以降のものが何件あるかを右に出しています。 観測を始めた年は項目によって違うので、偶然そうなる件数も項目ごとに変わります (各項目の観測開始年を件数の左に出しています)。
たとえば1897年からの観測なら直近25年は全体の約2割で、偶然なら10件中2件前後。 1940年からの観測なら約3割なので、偶然でも3件前後になります。

大雨 1日の雨量 1889年からの観測 2001年以降 3/10件
  1. 1 233.5mm 2019年10月12日
  2. 2 169.5mm 1986年8月5日
  3. 3 164.5mm 1913年8月27日
  4. 4 164.2mm 1933年8月23日
  5. 5 164mm 2002年7月10日
  6. 6 159.5mm 1948年9月16日
  7. 7 157mm 2011年9月21日
  8. 8 152.2mm 1891年9月30日
  9. 9 151mm 1947年9月15日
  10. 10 150.5mm 1999年9月15日
短時間の強い雨 1時間の雨量 1937年からの観測 2001年以降 3/10件
  1. 1 71mm 2017年7月28日
  2. 2 70.6mm 1966年8月12日
  3. 3 69mm 1995年7月24日
  4. 4 65.5mm 1989年10月13日
  5. 5 52.5mm 2023年9月6日
  6. 6 49mm 2000年8月6日
  7. 7 47mm 2016年8月17日
  8. 8 46mm 1982年9月12日
  9. 9 45mm 1937年8月31日
  10. 10 42.5mm 1976年8月19日
長く続く雨 24時間の雨量 1950年からの観測 2001年以降 4/10件
  1. 1 260.5mm 1986年8月4日
  2. 2 249.5mm 2019年10月12日
  3. 3 230mm 2002年7月10日
  4. 4 167.5mm 1998年8月30日
  5. 5 167mm 2011年9月21日
  6. 6 151mm 1999年9月15日
  7. 7 150.9mm 1966年9月24日
  8. 8 142mm 2017年10月22日
  9. 9 141.8mm 1966年6月28日
  10. 10 135.5mm 1992年6月21日
暑さ 最高気温 1889年からの観測 2001年以降 7/10件
  1. 1 39.2℃ 2025年7月26日
  2. 2 39.1℃ 2023年8月5日
  3. 3 39.1℃ 1942年8月15日
  4. 4 39℃ 2025年7月29日
  5. 5 39℃ 2015年7月14日
  6. 6 38.9℃ 2015年8月5日
  7. 7 38.8℃ 1994年8月15日
  8. 8 38.8℃ 1924年7月12日
  9. 9 38.6℃ 2025年7月28日
  10. 10 38.6℃ 2025年7月25日
暑さの長さ 猛暑日の年間日数 1889年からの観測 2001年以降 7/10件
  1. 1 34日 2023年
  2. 2 29日 2025年
  3. 3 26日 2018年
  4. 4 24日 2010年
  5. 5 20日 1994年
  6. 6 19日 1924年
  7. 7 18日 2012年
  8. 8 17日 2019年
  9. 9 17日 1929年
  10. 10 16日 2015年
夜の暑さ 熱帯夜の年間日数 1889年からの観測 2001年以降 7/10件
  1. 1 23日 2024年
  2. 2 22日 2023年
  3. 3 21日 2025年
  4. 4 21日 2010年
  5. 5 15日 2018年
  6. 6 14日 1994年
  7. 7 13日 2012年
  8. 8 12日 2019年
  9. 9 12日 1999年
  10. 10 9日 1985年
大雪 積雪の深さ 1901年からの観測 2001年以降 3/10件
  1. 1 80cm 1936年2月9日
  2. 2 71cm 1936年1月31日
  3. 3 56cm 2001年1月8日
  4. 4 54cm 2014年2月15日
  5. 5 49cm 1952年1月7日
  6. 6 48cm 1945年2月8日
  7. 7 46cm 1952年2月26日
  8. 8 44cm 1932年2月26日
  9. 9 43cm 1969年3月13日
  10. 10 42cm 2018年12月30日
台風の強さ 最低気圧 1889年からの観測 2001年以降 1/10件
  1. 1 962.1hPa 1917年10月1日
  2. 2 964.5hPa 1913年8月27日
  3. 3 968.9hPa 1981年8月23日
  4. 4 969.7hPa 1970年1月31日
  5. 5 971.1hPa 1979年10月19日
  6. 6 973.3hPa 1998年9月16日
  7. 7 974.6hPa 2018年10月1日
  8. 8 975hPa 1991年2月16日
  9. 9 975.1hPa 1943年10月3日
  10. 10 975.7hPa 1947年4月21日
寒さ 最低気温 1889年からの観測 2001年以降 0/10件
  1. 1 -18.5℃ 1891年2月4日
  2. 2 -15℃ 1909年1月18日
  3. 3 -15℃ 1891年2月3日
  4. 4 -13.9℃ 1927年2月8日
  5. 5 -13.6℃ 1936年1月25日
  6. 6 -13.6℃ 1927年2月10日
  7. 7 -13.5℃ 1926年12月26日
  8. 8 -13.5℃ 1900年2月2日
  9. 9 -13.3℃ 1901年2月3日
  10. 10 -13.2℃ 1945年1月26日

出典:気象庁「観測史上1〜10位の値」
統計期間は項目によって異なります(各項目の観測開始年は下の件数の横に出しています)。

記録が新しい側に寄っている

イマドコちゃん

イマドコちゃん

最高気温の記録は、上位10件のうち7件が2001年以降なんだ。この項目は1889年からの観測で、直近25年はその19%くらい。偶然なら1.9件のはずだよ。同じように新しい側へ寄っているのは猛暑日の年間日数と熱帯夜の年間日数だよ。反対に最低気温は2001年以降が1件も無くて、古い年のままなんだ。これは記録の日付を数えただけで、原因まではこの数字からは分からない。ただ、寄り方が項目によってはっきり違うのは確かだよ。

観測史上10位までの日付を数えたもの。原因の断定はしていません

記録に残っている地震

イマドコちゃん

イマドコちゃん

福島県で被害が記録された地震は、1896年から2024年までで17件あるよ。いちばん大きかったのは2011年の東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災)。22,336人が亡くなったり行方不明になったりしているんだ。ただしこれは被害が大きかったものだけの数だから、「何年に1回」という間隔にはならないよ。載っていない年にも地震は起きているんだ。

気象庁「過去の地震津波災害」より。1995年までは死者・行方不明者100人以上のものだけです

気圧がいちばん下がったとき

イマドコちゃん

イマドコちゃん

福島県でこれまでにいちばん気圧が下がったのは1917年10月の962.1ヘクトパスカルだよ。中心の気圧が低いほど、周りとの差が大きくなって風が強く吹くんだ。海の上では気圧が低いところの水位が持ち上がるから、満潮と重なると高潮になりやすいよ。

気象庁の観測記録より。台風の強さの階級は気圧ではなく最大風速で決められています

被害が記録された地震 17件

年地震M最大震度死者・不明
2024 福島県沖 5.8 5弱 —
2022 福島県沖 津波 7.4 6強 4
2021 福島県沖 津波 7.3 6強 3
2019 福島県沖 6.4 5弱 —
2017 福島県沖 5.9 5弱 —
2016 福島県沖 津波 7.4 5弱 —
2014 福島県沖 津波 7.0 4 —
2013 福島県沖 津波 7.1 4 —
2013 福島県浜通り 5.9 5強 —
2011 福島県沖 6.5 5弱 —
2011 福島県沖 6.5 5強 —
2011 福島県中通り 6.4 6弱 —
2011 福島県浜通り 7.0 6弱 4
2011 東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) 三陸沖 津波 9.0 7 22,336
2010 福島県沖 6.7 5弱 —
2010 福島県沖 5.5 4 —
1896 明治三陸地震 津波 8.2 (2~3) 21,959

出典:気象庁「過去の地震津波災害」。1995年までは死者・行方不明者が100人以上のものだけ、 1996年以降は被害が出たものすべてが載っています。件数が近年に多く見えるのはこのためで、 地震が増えたわけではありません。
最大震度のかっこ付き(例:(6))は、観測点が少なかった時代に被害の様子から推定された値です。 「5弱」「6強」のように弱・強が付くのは1996年に階級が分かれてからの表記で、 それ以前の「5」「6」とは範囲が異なります。

この記録の読み方

平均ではなく最大を見ています。備えの目安になるのは平年並みの数字ではなく、 実際にその土地で起きた最大だからです。

同じ県でも場所によって大きく違います。ここに出しているのは県の代表となる 気象官署1か所の記録です。山沿いと海沿い、川の近くと台地の上では条件が変わります。 お住まいの場所の危険度は、自治体が配っているハザードマップでご確認ください。

記録が無い=安全ではありません。観測が始まる前にも災害は起きています。 古い記録ほど残りにくく、この一覧に載っていないものもあります。