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岐阜県の災害の記録

イマドコちゃん

イマドコちゃん

岐阜県で1日にいちばん降ったのは1961年6月の260.2ミリだよ。1時間だと1914年7月の99.6ミリだよ。1時間に80ミリ以上は「猛烈な雨」で、気象庁の説明では息苦しくなるような圧迫感があるとされる強さなんだ。

記録は気象庁の観測値。雨の強さの言い方は気象庁「雨の強さと降り方」より

岐阜県が全国のなかで上位に来るもの(観測史上1位の値で比べたとき)

  • 暑さの長さ 全国8位 猛暑日の年間日数 51日
  • 暑さ 全国11位 最高気温 39.8℃
  • 寒さ 全国11位 最低気温 -14.3℃
  • 夜の暑さ 全国14位 熱帯夜の年間日数 68日

比べているのは岐阜県の代表観測所(岐阜)の値です。 同じ県でも場所によって大きく違います。

観測史上の記録 岐阜観測所

それぞれ上位10件のうち、2001年以降のものが何件あるかを右に出しています。 観測を始めた年は項目によって違うので、偶然そうなる件数も項目ごとに変わります (各項目の観測開始年を件数の左に出しています)。
たとえば1897年からの観測なら直近25年は全体の約2割で、偶然なら10件中2件前後。 1940年からの観測なら約3割なので、偶然でも3件前後になります。

大雨 1日の雨量 1883年からの観測 2001年以降 0/10件
  1. 1 260.2mm 1961年6月26日
  2. 2 257.2mm 1896年7月20日
  3. 3 243mm 1974年7月25日
  4. 4 242.1mm 1896年9月7日
  5. 5 226mm 1977年8月17日
  6. 6 219mm 1976年9月8日
  7. 7 206.2mm 1916年6月17日
  8. 8 204mm 2000年9月11日
  9. 9 203.9mm 1896年9月8日
  10. 10 201.5mm 1976年9月9日
短時間の強い雨 1時間の雨量 1903年からの観測 2001年以降 3/10件
  1. 1 99.6mm 1914年7月24日
  2. 2 93.5mm 1975年7月24日
  3. 3 92.5mm 1976年9月8日
  4. 4 89mm 1961年9月14日
  5. 5 82.4mm 1945年9月17日
  6. 6 79mm 2013年9月4日
  7. 7 78mm 2022年8月25日
  8. 8 74mm 1992年8月12日
  9. 9 70.5mm 1977年8月17日
  10. 10 67mm 2025年7月17日
長く続く雨 24時間の雨量 1950年からの観測 2001年以降 1/10件
  1. 1 346.5mm 1976年9月8日
  2. 2 268.9mm 1961年6月26日
  3. 3 260.5mm 1974年7月25日
  4. 4 238.5mm 1971年8月30日
  5. 5 230mm 1977年8月17日
  6. 6 224mm 2000年9月11日
  7. 7 223.2mm 1961年9月15日
  8. 8 221mm 2017年10月22日
  9. 9 202mm 1983年6月20日
  10. 10 199mm 1972年9月9日
暑さ 最高気温 1883年からの観測 2001年以降 8/10件
  1. 1 39.8℃ 2007年8月16日
  2. 2 39.7℃ 2026年7月25日
  3. 3 39.7℃ 2001年8月1日
  4. 4 39.7℃ 1994年8月7日
  5. 5 39.6℃ 2018年7月18日
  6. 6 39.5℃ 2026年7月22日
  7. 7 39.4℃ 2023年7月27日
  8. 8 39.4℃ 1983年8月15日
  9. 9 39.3℃ 2026年7月23日
  10. 10 39.3℃ 2026年7月21日
暑さの長さ 猛暑日の年間日数 1883年からの観測 2001年以降 5/10件
  1. 1 51日 2025年
  2. 2 43日 2024年
  3. 3 34日 2018年
  4. 4 33日 2010年
  5. 5 31日 2023年
  6. 6 31日 2000年
  7. 7 30日 1995年
  8. 8 30日 1995年
  9. 9 30日 1893年
  10. 10 29日 1994年
夜の暑さ 熱帯夜の年間日数 1883年からの観測 2001年以降 9/10件
  1. 1 68日 2025年
  2. 2 54日 2024年
  3. 3 49日 2018年
  4. 4 48日 2023年
  5. 5 48日 2010年
  6. 6 46日 1994年
  7. 7 38日 2022年
  8. 8 38日 2022年
  9. 9 37日 2011年
  10. 10 37日 2002年
大雪 積雪の深さ 1891年からの観測 2001年以降 0/9件
  1. 1 58cm 1936年2月1日
  2. 2 55cm 1936年1月31日
  3. 3 53cm 1945年12月19日
  4. 4 49cm 1954年1月30日
  5. 5 48cm 1996年1月10日
  6. 6 48cm 1931年12月14日
  7. 7 47cm 1922年1月22日
  8. 8 45cm 1956年1月29日
  9. 9 43cm 1917年1月5日
台風の強さ 最低気圧 1883年からの観測 2001年以降 2/10件
  1. 1 956hPa 1959年9月26日
  2. 2 969.1hPa 1961年9月16日
  3. 3 970hPa 1912年9月23日
  4. 4 970.5hPa 2018年9月30日
  5. 5 971.3hPa 1990年9月20日
  6. 6 971.4hPa 1979年10月19日
  7. 7 972.2hPa 1889年9月11日
  8. 8 973.8hPa 1972年9月16日
  9. 9 974.4hPa 1965年9月17日
  10. 10 974.8hPa 2017年10月23日
寒さ 最低気温 1883年からの観測 2001年以降 0/10件
  1. 1 -14.3℃ 1927年1月24日
  2. 2 -13.7℃ 1936年2月3日
  3. 3 -11.7℃ 1927年1月30日
  4. 4 -11.7℃ 1884年1月1日
  5. 5 -11.1℃ 1929年1月3日
  6. 6 -11.1℃ 1884年2月11日
  7. 7 -11.1℃ 1884年1月11日
  8. 8 -11℃ 1926年1月25日
  9. 9 -10.9℃ 1940年1月25日
  10. 10 -10.7℃ 1922年1月25日

出典:気象庁「観測史上1〜10位の値」
統計期間は項目によって異なります(各項目の観測開始年は下の件数の横に出しています)。

記録が新しい側に寄っている

イマドコちゃん

イマドコちゃん

熱帯夜の年間日数の記録は、上位10件のうち9件が2001年以降なんだ。この項目は1883年からの観測で、直近25年はその18%くらい。偶然なら1.8件のはずだよ。同じように新しい側へ寄っているのは最高気温と猛暑日の年間日数だよ。反対に1日の雨量は2001年以降が1件も無くて、古い年のままなんだ。これは記録の日付を数えただけで、原因まではこの数字からは分からない。ただ、寄り方が項目によってはっきり違うのは確かだよ。

観測史上10位までの日付を数えたもの。原因の断定はしていません

記録に残っている地震

イマドコちゃん

イマドコちゃん

岐阜県で被害が記録された地震は、1891年から2011年までで3件あるよ。いちばん大きかったのは1891年の濃尾地震。7,273人が亡くなったり行方不明になったりしているんだ。ただしこれは被害が大きかったものだけの数だから、「何年に1回」という間隔にはならないよ。載っていない年にも地震は起きているんだ。

気象庁「過去の地震津波災害」より。1995年までは死者・行方不明者100人以上のものだけです

気圧がいちばん下がったとき

イマドコちゃん

イマドコちゃん

岐阜県でこれまでにいちばん気圧が下がったのは1959年9月の956.0ヘクトパスカルだよ。中心の気圧が低いほど、周りとの差が大きくなって風が強く吹くんだ。海の上では気圧が低いところの水位が持ち上がるから、満潮と重なると高潮になりやすいよ。

気象庁の観測記録より。台風の強さの階級は気圧ではなく最大風速で決められています

被害が記録された地震 3件

地震M最大震度死者・不明
2011 岐阜県美濃東部 5.1
1998 三重県北部 岐阜県美濃中西部 5.5
1891 濃尾地震 8.0 (6) 7,273

出典:気象庁「過去の地震津波災害」。1995年までは死者・行方不明者が100人以上のものだけ、 1996年以降は被害が出たものすべてが載っています。件数が近年に多く見えるのはこのためで、 地震が増えたわけではありません。
最大震度のかっこ付き(例:(6))は、観測点が少なかった時代に被害の様子から推定された値です。 「5弱」「6強」のように弱・強が付くのは1996年に階級が分かれてからの表記で、 それ以前の「5」「6」とは範囲が異なります。

この記録の読み方

平均ではなく最大を見ています。備えの目安になるのは平年並みの数字ではなく、 実際にその土地で起きた最大だからです。

同じ県でも場所によって大きく違います。ここに出しているのは県の代表となる 気象官署1か所の記録です。山沿いと海沿い、川の近くと台地の上では条件が変わります。 お住まいの場所の危険度は、自治体が配っているハザードマップでご確認ください。

記録が無い=安全ではありません。観測が始まる前にも災害は起きています。 古い記録ほど残りにくく、この一覧に載っていないものもあります。