気象庁の発表を地図と一覧でリアルタイムに 9月23日18:13 現在

北海道の災害の記録

イマドコちゃん

イマドコちゃん

北海道で1日にいちばん降ったのは1981年8月の207.0ミリだよ。1時間だと1913年8月の50.2ミリだよ。1時間に50ミリ以上は「非常に激しい雨」。気象庁の説明では、車の運転は危険とされる強さだよ。

記録は気象庁の観測値。雨の強さの言い方は気象庁「雨の強さと降り方」より

北海道が全国のなかで上位に来るもの(観測史上1位の値で比べたとき)

  • 寒さ 全国1位 最低気温 -28.5℃
  • 大雪 全国5位 積雪の深さ 169cm
  • 台風の強さ 全国30位 最低気圧 961.1hPa
  • 長く続く雨 全国39位 24時間の雨量 220mm

比べているのは北海道の代表観測所(札幌)の値です。 同じ県でも場所によって大きく違います。

観測史上の記録 札幌観測所

それぞれ上位10件のうち、2001年以降のものが何件あるかを右に出しています。 観測を始めた年は項目によって違うので、偶然そうなる件数も項目ごとに変わります (各項目の観測開始年を件数の左に出しています)。
たとえば1897年からの観測なら直近25年は全体の約2割で、偶然なら10件中2件前後。 1940年からの観測なら約3割なので、偶然でも3件前後になります。

大雨 1日の雨量 1876年からの観測 2001年以降 0/10件
  1. 1 207mm 1981年8月23日
  2. 2 170mm 1981年8月4日
  3. 3 155.9mm 1962年8月3日
  4. 4 146.6mm 1950年8月1日
  5. 5 142mm 1975年8月23日
  6. 6 141mm 1998年9月16日
  7. 7 139.6mm 1937年9月12日
  8. 8 130.6mm 1965年9月10日
  9. 9 123.5mm 1904年7月10日
  10. 10 120mm 1981年8月5日
短時間の強い雨 1時間の雨量 1889年からの観測 2001年以降 3/10件
  1. 1 50.2mm 1913年8月28日
  2. 2 45.4mm 1957年9月17日
  3. 3 44.1mm 1950年8月1日
  4. 4 43.5mm 1952年7月16日
  5. 5 42.4mm 1950年7月31日
  6. 6 42mm 2012年9月9日
  7. 7 42mm 2010年8月24日
  8. 8 39.5mm 2015年8月7日
  9. 9 37.5mm 1981年8月23日
  10. 10 37mm 1975年8月17日
長く続く雨 24時間の雨量 1889年からの観測 2001年以降 1/10件
  1. 1 220mm 1981年8月23日
  2. 2 192.5mm 1950年8月1日
  3. 3 183.8mm 1950年7月31日
  4. 4 172mm 1913年8月27日
  5. 5 154mm 1904年7月10日
  6. 6 153mm 1975年8月23日
  7. 7 151.6mm 1962年8月3日
  8. 8 142.5mm 1998年9月16日
  9. 9 136.5mm 2001年9月11日
  10. 10 133.5mm 1986年9月4日
暑さ 最高気温 1876年からの観測 2001年以降 4/10件
  1. 1 36.3℃ 2023年8月23日
  2. 2 36.2℃ 1994年8月7日
  3. 3 36℃ 2000年7月31日
  4. 4 35.9℃ 2000年8月1日
  5. 5 35.8℃ 1943年7月21日
  6. 6 35.7℃ 2025年7月25日
  7. 7 35.6℃ 2023年8月26日
  8. 8 35.5℃ 1924年7月11日
  9. 9 35.3℃ 2025年7月24日
  10. 10 35.2℃ 1999年8月8日
暑さの長さ 猛暑日の年間日数 1876年からの観測 2001年以降 3/10件
  1. 1 3日 2023年
  2. 2 3日 2021年
  3. 3 2日 2025年
  4. 4 2日 2000年
  5. 5 1日 1999年
  6. 6 1日 1994年
  7. 7 1日 1978年
  8. 8 1日 1972年
  9. 9 1日 1950年
  10. 10 1日 1943年
夜の暑さ 熱帯夜の年間日数 1876年からの観測 2001年以降 7/9件
  1. 1 7日 2023年
  2. 2 4日 2021年
  3. 3 3日 2019年
  4. 4 2日 2025年
  5. 5 2日 2024年
  6. 6 1日 1985年
  7. 7 1日 1981年
  8. 9 0日 2022年
  9. 10 0日 2020年
大雪 積雪の深さ 1890年からの観測 2001年以降 0/10件
  1. 1 169cm 1939年2月13日
  2. 2 153cm 1946年3月17日
  3. 3 150cm 1939年3月8日
  4. 4 150cm 1929年1月4日
  5. 5 149cm 1946年2月23日
  6. 6 149cm 1939年1月28日
  7. 7 146cm 1929年3月14日
  8. 8 145cm 1996年2月10日
  9. 9 145cm 1946年1月18日
  10. 10 142cm 2000年2月25日
台風の強さ 最低気圧 1876年からの観測 2001年以降 2/10件
  1. 1 961.1hPa 1934年3月21日
  2. 2 964hPa 1954年5月10日
  3. 3 965hPa 1947年4月22日
  4. 4 965hPa 1936年10月4日
  5. 5 966.2hPa 1970年2月1日
  6. 6 966.2hPa 1970年1月31日
  7. 7 967.9hPa 2012年4月4日
  8. 8 967.9hPa 1961年9月17日
  9. 9 968.6hPa 2021年2月16日
  10. 10 968.9hPa 1995年11月8日
寒さ 最低気温 1876年からの観測 2001年以降 0/10件
  1. 1 -28.5℃ 1929年2月1日
  2. 2 -27℃ 1922年1月18日
  3. 3 -26.8℃ 1922年1月19日
  4. 4 -25.6℃ 1893年2月13日
  5. 5 -25.6℃ 1885年2月18日
  6. 6 -25.5℃ 1919年1月30日
  7. 7 -25℃ 1909年1月13日
  8. 8 -24.7℃ 1904年1月4日
  9. 9 -24.7℃ 1885年1月30日
  10. 10 -24.7℃ 1880年12月24日

出典:気象庁「観測史上1〜10位の値」
統計期間は項目によって異なります(各項目の観測開始年は下の件数の横に出しています)。

記録が新しい側に寄っている

イマドコちゃん

イマドコちゃん

熱帯夜の年間日数の記録は、上位9件のうち7件が2001年以降なんだ。この項目は1876年からの観測で、直近25年はその17%くらい。偶然なら1.7件のはずだよ。同じように新しい側へ寄っているのは最高気温だよ。反対に1日の雨量は2001年以降が1件も無くて、古い年のままなんだ。これは記録の日付を数えただけで、原因まではこの数字からは分からない。ただ、寄り方が項目によってはっきり違うのは確かだよ。

観測史上10位までの日付を数えたもの。原因の断定はしていません

記録に残っている地震

イマドコちゃん

イマドコちゃん

北海道で被害が記録された地震は、1896年から2026年までで18件あるよ。いちばん大きかったのは1896年の明治三陸地震。21,959人が亡くなったり行方不明になったりしているんだ。ただしこれは被害が大きかったものだけの数だから、「何年に1回」という間隔にはならないよ。載っていない年にも地震は起きているんだ。

気象庁「過去の地震津波災害」より。1995年までは死者・行方不明者100人以上のものだけです

気圧がいちばん下がったとき

イマドコちゃん

イマドコちゃん

北海道でこれまでにいちばん気圧が下がったのは1934年3月の961.1ヘクトパスカルだよ。3月だから台風ではなくて、発達した低気圧かもしれないね。中心の気圧が低いほど、周りとの差が大きくなって風が強く吹くんだ。海の上では気圧が低いところの水位が持ち上がるから、満潮と重なると高潮になりやすいよ。

気象庁の観測記録より。台風の強さの階級は気圧ではなく最大風速で決められています

被害が記録された地震 18件

地震M最大震度死者・不明
2026 十勝地方南部 6.2 5強
2023 苫小牧沖 6.2 5弱
2019 胆振地方中東部 5.8 6弱
2018 胆振地方中東部 平成30年北海道胆振東部地震 ⇒特設ページ(気象庁)へ ⇒特設ページ(札幌管区気象台)へ 6.7 43
2017 胆振地方中東部 5.1 5弱
2016 内浦湾 5.3 6弱
2016 浦河沖 6.7 5弱
2014 胆振地方中東部 5.6 5弱
2013 十勝地方南部 6.5 5強
2004 留萌地方南部 留萌支庁南部 6.1 5強
2004 釧路沖 6.9 5強
2004 釧路沖 津波 7.1 5強
2003 十勝沖地震 釧路沖 津波 8.0 6弱 2
2000 根室半島南東沖 7.0
1999 釧路地方中南部 釧路支庁中南部 6.3
1993 北海道南西沖地震 津波 7.8 5 202
1960 チリ地震津波 津波 9.5 - 142
1896 明治三陸地震 津波 8.2 (2~3) 21,959

出典:気象庁「過去の地震津波災害」。1995年までは死者・行方不明者が100人以上のものだけ、 1996年以降は被害が出たものすべてが載っています。件数が近年に多く見えるのはこのためで、 地震が増えたわけではありません。
最大震度のかっこ付き(例:(6))は、観測点が少なかった時代に被害の様子から推定された値です。 「5弱」「6強」のように弱・強が付くのは1996年に階級が分かれてからの表記で、 それ以前の「5」「6」とは範囲が異なります。

この記録の読み方

平均ではなく最大を見ています。備えの目安になるのは平年並みの数字ではなく、 実際にその土地で起きた最大だからです。

同じ県でも場所によって大きく違います。ここに出しているのは県の代表となる 気象官署1か所の記録です。山沿いと海沿い、川の近くと台地の上では条件が変わります。 お住まいの場所の危険度は、自治体が配っているハザードマップでご確認ください。

記録が無い=安全ではありません。観測が始まる前にも災害は起きています。 古い記録ほど残りにくく、この一覧に載っていないものもあります。