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兵庫県の災害の記録

イマドコちゃん

イマドコちゃん

兵庫県で1日にいちばん降ったのは1967年7月の319.4ミリだよ。1時間だと1939年8月の87.7ミリだよ。1時間に80ミリ以上は「猛烈な雨」で、気象庁の説明では息苦しくなるような圧迫感があるとされる強さなんだ。

記録は気象庁の観測値。雨の強さの言い方は気象庁「雨の強さと降り方」より

兵庫県が全国のなかで上位に来るもの(観測史上1位の値で比べたとき)

  • 夜の暑さ 全国4位 熱帯夜の年間日数 82日
  • 台風の強さ 全国12位 最低気圧 945.9hPa
  • 大雨 全国21位 1日の雨量 319.4mm
  • 長く続く雨 全国21位 24時間の雨量 326.8mm

比べているのは兵庫県の代表観測所(神戸)の値です。 同じ県でも場所によって大きく違います。

観測史上の記録 神戸観測所

それぞれ上位10件のうち、2001年以降のものが何件あるかを右に出しています。 観測を始めた年は項目によって違うので、偶然そうなる件数も項目ごとに変わります (各項目の観測開始年を件数の左に出しています)。
たとえば1897年からの観測なら直近25年は全体の約2割で、偶然なら10件中2件前後。 1940年からの観測なら約3割なので、偶然でも3件前後になります。

大雨 1日の雨量 1896年からの観測 2001年以降 2/10件
  1. 1 319.4mm 1967年7月9日
  2. 2 270.4mm 1938年7月5日
  3. 3 267mm 2015年7月17日
  4. 4 262.8mm 1945年10月9日
  5. 5 219.4mm 1965年9月14日
  6. 6 205.5mm 2018年7月5日
  7. 7 199.4mm 1910年9月7日
  8. 8 197mm 1983年9月28日
  9. 9 195.2mm 1961年6月25日
  10. 10 181.8mm 1949年6月19日
短時間の強い雨 1時間の雨量 1897年からの観測 2001年以降 5/10件
  1. 1 87.7mm 1939年8月1日
  2. 2 75.8mm 1967年7月9日
  3. 3 63.5mm 2022年7月12日
  4. 4 61.5mm 1998年9月24日
  5. 5 60.8mm 1938年7月5日
  6. 6 60mm 2018年9月4日
  7. 7 56.5mm 2017年9月17日
  8. 8 56.5mm 1925年9月18日
  9. 9 56mm 2020年7月8日
  10. 10 55mm 2012年4月3日
長く続く雨 24時間の雨量 1897年からの観測 2001年以降 2/10件
  1. 1 326.8mm 1938年7月5日
  2. 2 319.9mm 1967年7月9日
  3. 3 270.5mm 2015年7月17日
  4. 4 221.1mm 1965年9月14日
  5. 5 220.5mm 2018年7月6日
  6. 6 213.1mm 1961年6月26日
  7. 7 204.7mm 1910年9月7日
  8. 8 202.1mm 1903年7月8日
  9. 9 199mm 1983年9月28日
  10. 10 197.5mm 1957年6月27日
暑さ 最高気温 1896年からの観測 2001年以降 5/10件
  1. 1 38.8℃ 1994年8月8日
  2. 2 38℃ 1994年8月7日
  3. 3 38℃ 1994年8月6日
  4. 4 37.7℃ 2002年7月24日
  5. 5 37.6℃ 2016年8月22日
  6. 6 37.6℃ 1914年8月6日
  7. 7 37.4℃ 2021年8月5日
  8. 8 37.4℃ 2020年8月21日
  9. 9 37.4℃ 1929年8月9日
  10. 10 37.3℃ 2025年7月10日
暑さの長さ 猛暑日の年間日数 1896年からの観測 2001年以降 5/9件
  1. 1 19日 2024年
  2. 2 18日 1994年
  3. 4 15日 2023年
  4. 5 13日 2020年
  5. 6 13日 1917年
  6. 7 12日 2018年
  7. 8 12日 1942年
  8. 9 12日 1934年
  9. 10 11日 2001年
夜の暑さ 熱帯夜の年間日数 1896年からの観測 2001年以降 9/10件
  1. 1 82日 2025年
  2. 2 77日 2024年
  3. 3 69日 2023年
  4. 4 65日 2022年
  5. 5 62日 2004年
  6. 6 61日 2011年
  7. 7 59日 2000年
  8. 8 57日 2012年
  9. 9 57日 2010年
  10. 10 56日 2002年
大雪 積雪の深さ 1897年からの観測 2001年以降 0/10件
  1. 1 17cm 1945年2月25日
  2. 2 16cm 1931年2月10日
  3. 3 14cm 1946年3月10日
  4. 4 12cm 1907年2月11日
  5. 5 11cm 1920年2月23日
  6. 6 10cm 1984年1月31日
  7. 7 10cm 1953年2月21日
  8. 8 9cm 1969年3月4日
  9. 9 9cm 1933年2月17日
  10. 10 9cm 1916年12月28日
台風の強さ 最低気圧 1897年からの観測 2001年以降 3/10件
  1. 1 945.9hPa 1961年9月16日
  2. 2 954.6hPa 1934年9月21日
  3. 3 957hPa 1912年9月23日
  4. 4 958.2hPa 2018年9月4日
  5. 5 962.7hPa 1959年9月26日
  6. 6 964hPa 1950年9月3日
  7. 7 972.1hPa 1965年9月10日
  8. 8 972.6hPa 2003年8月9日
  9. 9 973.2hPa 2018年9月30日
  10. 10 974.3hPa 1979年10月19日
寒さ 最低気温 1896年からの観測 2001年以降 0/10件
  1. 1 -7.2℃ 1981年2月27日
  2. 2 -6.8℃ 1981年2月26日
  3. 3 -6.4℃ 1936年1月18日
  4. 4 -6.2℃ 1977年2月16日
  5. 5 -6℃ 1963年1月24日
  6. 6 -5.9℃ 1936年1月31日
  7. 7 -5.9℃ 1931年1月11日
  8. 8 -5.8℃ 1936年1月17日
  9. 9 -5.8℃ 1923年1月2日
  10. 10 -5.8℃ 1920年2月11日

出典:気象庁「観測史上1〜10位の値」
統計期間は項目によって異なります(各項目の観測開始年は下の件数の横に出しています)。

記録が新しい側に寄っている

イマドコちゃん

イマドコちゃん

熱帯夜の年間日数の記録は、上位10件のうち9件が2001年以降なんだ。この項目は1896年からの観測で、直近25年はその20%くらい。偶然なら2件のはずだよ。同じように新しい側へ寄っているのは1時間の雨量と最高気温だよ。反対に積雪の深さは2001年以降が1件も無くて、古い年のままなんだ。これは記録の日付を数えただけで、原因まではこの数字からは分からない。ただ、寄り方が項目によってはっきり違うのは確かだよ。

観測史上10位までの日付を数えたもの。原因の断定はしていません

記録に残っている地震

イマドコちゃん

イマドコちゃん

兵庫県で被害が記録された地震は、1925年から2013年までで3件あるよ。いちばん大きかったのは1995年の兵庫県南部地震 (阪神・淡路大震災)。6,434人が亡くなったり行方不明になったりしているんだ。ただしこれは被害が大きかったものだけの数だから、「何年に1回」という間隔にはならないよ。載っていない年にも地震は起きているんだ。

気象庁「過去の地震津波災害」より。1995年までは死者・行方不明者100人以上のものだけです

気圧がいちばん下がったとき

イマドコちゃん

イマドコちゃん

兵庫県でこれまでにいちばん気圧が下がったのは1961年9月の945.9ヘクトパスカルだよ。中心の気圧が低いほど、周りとの差が大きくなって風が強く吹くんだ。海の上では気圧が低いところの水位が持ち上がるから、満潮と重なると高潮になりやすいよ。

気象庁の観測記録より。台風の強さの階級は気圧ではなく最大風速で決められています

被害が記録された地震 3件

地震M最大震度死者・不明
2013 淡路島付近 6.3 6弱
1995 兵庫県南部地震 (阪神・淡路大震災) 津波 7.3 7 6,434
1925 北但馬地震 6.8 6 428

出典:気象庁「過去の地震津波災害」。1995年までは死者・行方不明者が100人以上のものだけ、 1996年以降は被害が出たものすべてが載っています。件数が近年に多く見えるのはこのためで、 地震が増えたわけではありません。
最大震度のかっこ付き(例:(6))は、観測点が少なかった時代に被害の様子から推定された値です。 「5弱」「6強」のように弱・強が付くのは1996年に階級が分かれてからの表記で、 それ以前の「5」「6」とは範囲が異なります。

この記録の読み方

平均ではなく最大を見ています。備えの目安になるのは平年並みの数字ではなく、 実際にその土地で起きた最大だからです。

同じ県でも場所によって大きく違います。ここに出しているのは県の代表となる 気象官署1か所の記録です。山沿いと海沿い、川の近くと台地の上では条件が変わります。 お住まいの場所の危険度は、自治体が配っているハザードマップでご確認ください。

記録が無い=安全ではありません。観測が始まる前にも災害は起きています。 古い記録ほど残りにくく、この一覧に載っていないものもあります。