茨城県の災害の記録
イマドコちゃん
茨城県で1日にいちばん降ったのは1938年6月の276.6ミリだよ。1時間だと1947年9月の81.7ミリだよ。1時間に80ミリ以上は「猛烈な雨」で、気象庁の説明では息苦しくなるような圧迫感があるとされる強さなんだ。
記録は気象庁の観測値。雨の強さの言い方は気象庁「雨の強さと降り方」より
茨城県が全国のなかで上位に来るもの(観測史上1位の値で比べたとき)
- 寒さ 全国13位 最低気温 -12.7℃
- 台風の強さ 全国23位 最低気圧 957.3hPa
- 短時間の強い雨 全国26位 1時間の雨量 81.7mm
- 大雨 全国28位 1日の雨量 276.6mm
比べているのは茨城県の代表観測所(水戸)の値です。 同じ県でも場所によって大きく違います。
観測史上の記録 水戸観測所
それぞれ上位10件のうち、2001年以降のものが何件あるかを右に出しています。
観測を始めた年は項目によって違うので、偶然そうなる件数も項目ごとに変わります
(各項目の観測開始年を件数の左に出しています)。
たとえば1897年からの観測なら直近25年は全体の約2割で、偶然なら10件中2件前後。
1940年からの観測なら約3割なので、偶然でも3件前後になります。
- 1 276.6mm 1938年6月29日
- 2 244mm 1986年8月4日
- 3 225.5mm 1966年6月28日
- 4 202mm 1996年9月22日
- 5 200mm 1991年9月19日
- 6 196.5mm 1977年9月19日
- 7 188.8mm 1961年6月27日
- 8 179mm 1947年9月16日
- 9 178.5mm 1920年9月30日
- 10 176.6mm 1952年10月8日
- 1 81.7mm 1947年9月15日
- 2 77.8mm 1959年7月7日
- 3 68.5mm 2023年7月13日
- 4 63.5mm 1994年8月21日
- 5 60mm 1961年6月27日
- 6 58.6mm 1930年7月25日
- 7 57mm 2000年9月24日
- 8 56.5mm 2016年8月17日
- 9 56mm 2012年5月29日
- 10 56mm 1913年7月24日
- 1 287.5mm 1986年8月4日
- 2 227.3mm 1966年6月28日
- 3 204mm 1991年9月19日
- 4 202.5mm 1996年9月22日
- 5 199.5mm 1977年9月19日
- 6 198.5mm 1981年10月22日
- 7 198mm 1961年6月28日
- 8 195.3mm 1952年10月8日
- 9 187.8mm 1920年9月30日
- 10 186mm 2014年10月5日
- 1 38.4℃ 1997年7月5日
- 2 38.4℃ 1996年8月15日
- 3 37.7℃ 2024年7月24日
- 4 37.6℃ 2025年8月5日
- 5 37.6℃ 2020年8月11日
- 6 37.6℃ 2018年8月25日
- 7 37.5℃ 2023年7月12日
- 8 37.4℃ 2023年7月30日
- 9 37.4℃ 2023年7月16日
- 10 37.4℃ 2021年8月10日
- 1 19日 2025年
- 2 14日 2023年
- 3 14日 2022年
- 4 11日 2024年
- 5 9日 2018年
- 6 9日 2001年
- 7 9日 1994年
- 8 6日 2019年
- 9 6日 2019年
- 10 6日 2011年
- 1 29日 2024年
- 2 27日 2023年
- 3 24日 2025年
- 4 15日 2018年
- 5 14日 2019年
- 6 13日 2010年
- 7 10日 2020年
- 8 9日 2022年
- 9 8日 1999年
- 10 8日 1999年
- 1 32cm 1945年2月26日
- 2 27cm 1990年2月1日
- 3 27cm 1933年3月11日
- 4 26cm 1963年2月3日
- 5 25cm 1984年2月18日
- 6 23cm 1936年2月5日
- 7 23cm 1909年1月10日
- 8 22cm 1931年2月11日
- 9 21cm 1915年3月13日
- 10 21cm 1897年1月14日
- 1 957.3hPa 1913年8月27日
- 2 963.1hPa 1917年10月1日
- 3 965.6hPa 1922年8月24日
- 4 966.4hPa 1958年9月18日
- 5 966.4hPa 1943年10月3日
- 6 967.1hPa 2002年10月1日
- 7 967.2hPa 1981年8月23日
- 8 969.3hPa 2017年10月23日
- 9 970.3hPa 1981年10月23日
- 10 970.6hPa 1985年7月1日
- 1 -12.7℃ 1952年2月5日
- 2 -12℃ 1927年1月30日
- 3 -11.7℃ 1909年1月11日
- 4 -11.5℃ 1909年1月12日
- 5 -11.3℃ 1927年1月24日
- 6 -11.2℃ 1952年2月20日
- 7 -11℃ 1984年1月20日
- 8 -11℃ 1970年1月17日
- 9 -11℃ 1945年1月29日
- 10 -10.9℃ 1963年1月25日
出典:気象庁「観測史上1〜10位の値」
統計期間は項目によって異なります(各項目の観測開始年は下の件数の横に出しています)。
記録が新しい側に寄っている
イマドコちゃん
猛暑日の年間日数の記録は、上位10件のうち9件が2001年以降なんだ。この項目は1897年からの観測で、直近25年はその20%くらい。偶然なら2件のはずだよ。同じように新しい側へ寄っているのは最高気温と熱帯夜の年間日数だよ。反対に1日の雨量は2001年以降が1件も無くて、古い年のままなんだ。これは記録の日付を数えただけで、原因まではこの数字からは分からない。ただ、寄り方が項目によってはっきり違うのは確かだよ。
観測史上10位までの日付を数えたもの。原因の断定はしていません
記録に残っている地震
イマドコちゃん
茨城県で被害が記録された地震は、1996年から2026年までで22件あるよ。ただしこれは被害が大きかったものだけの数だから、「何年に1回」という間隔にはならないよ。載っていない年にも地震は起きているんだ。
気象庁「過去の地震津波災害」より。1995年までは死者・行方不明者100人以上のものだけです
気圧がいちばん下がったとき
イマドコちゃん
茨城県でこれまでにいちばん気圧が下がったのは1913年8月の957.3ヘクトパスカルだよ。中心の気圧が低いほど、周りとの差が大きくなって風が強く吹くんだ。海の上では気圧が低いところの水位が持ち上がるから、満潮と重なると高潮になりやすいよ。
気象庁の観測記録より。台風の強さの階級は気圧ではなく最大風速で決められています
被害が記録された地震 22件
| 年 | 地震 | M | 最大震度 | 死者・不明 |
|---|---|---|---|---|
| 2026 | 茨城県南部 | 5.5 | 5弱 | — |
| 2022 | 茨城県南部 | 4.9 | 5強 | — |
| 2016 | 茨城県北部 | 6.3 | 6弱 | — |
| 2016 | 茨城県南部 | 5.5 | 5弱 | — |
| 2014 | 茨城県南部 | 5.6 | 5弱 | — |
| 2012 | 茨城県沖 | 5.3 | 5弱 | — |
| 2011 | 茨城県北部 | 5.3 | 5強 | — |
| 2011 | 茨城県南部 | 5.9 | 5強 | — |
| 2008 | 茨城県沖 津波 | 7.0 | 5弱 | — |
| 2008 | 茨城県北部 | 5.2 | 4 | — |
| 2005 | 茨城県沖 | 6.3 | 5弱 | — |
| 2005 | 茨城県南部 | 5.1 | 4 | — |
| 2005 | 茨城県南部 | 5.0 | 4 | — |
| 2005 | 茨城県南部 | 5.3 | 5弱 | — |
| 2004 | 茨城県南部 | 5.7 | 5弱 | — |
| 2004 | 茨城県沖 | 5.8 | 4 | — |
| 2003 | 茨城県沖 | 5.8 | 4 | — |
| 2003 | 千葉県北西部 茨城県南部 | 5.3 | 4 | — |
| 2002 | 茨城県南部 | 5.1 | 4 | — |
| 2002 | 茨城県沖 | 5.7 | 5弱 | — |
| 1999 | 茨城県北部 | 5.0 | 4 | — |
| 1996 | 茨城県南部 | 5.6 | 5弱 | — |
出典:気象庁「過去の地震津波災害」。1995年までは死者・行方不明者が100人以上のものだけ、
1996年以降は被害が出たものすべてが載っています。件数が近年に多く見えるのはこのためで、
地震が増えたわけではありません。
最大震度のかっこ付き(例:(6))は、観測点が少なかった時代に被害の様子から推定された値です。
「5弱」「6強」のように弱・強が付くのは1996年に階級が分かれてからの表記で、
それ以前の「5」「6」とは範囲が異なります。
この記録の読み方
平均ではなく最大を見ています。備えの目安になるのは平年並みの数字ではなく、 実際にその土地で起きた最大だからです。
同じ県でも場所によって大きく違います。ここに出しているのは県の代表となる 気象官署1か所の記録です。山沿いと海沿い、川の近くと台地の上では条件が変わります。 お住まいの場所の危険度は、自治体が配っているハザードマップでご確認ください。
記録が無い=安全ではありません。観測が始まる前にも災害は起きています。 古い記録ほど残りにくく、この一覧に載っていないものもあります。