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石川県の災害の記録

イマドコちゃん

イマドコちゃん

石川県で1日にいちばん降ったのは2025年8月の332.0ミリだよ。1時間だと1950年9月の77.3ミリだよ。1時間に50ミリ以上は「非常に激しい雨」。気象庁の説明では、車の運転は危険とされる強さだよ。

記録は気象庁の観測値。雨の強さの言い方は気象庁「雨の強さと降り方」より

石川県が全国のなかで上位に来るもの(観測史上1位の値で比べたとき)

  • 大雪 全国4位 積雪の深さ 181cm
  • 大雨 全国19位 1日の雨量 332mm
  • 長く続く雨 全国20位 24時間の雨量 332mm
  • 寒さ 全国21位 最低気温 -9.7℃

比べているのは石川県の代表観測所(金沢)の値です。 同じ県でも場所によって大きく違います。

観測史上の記録 金沢観測所

それぞれ上位10件のうち、2001年以降のものが何件あるかを右に出しています。 観測を始めた年は項目によって違うので、偶然そうなる件数も項目ごとに変わります (各項目の観測開始年を件数の左に出しています)。
たとえば1897年からの観測なら直近25年は全体の約2割で、偶然なら10件中2件前後。 1940年からの観測なら約3割なので、偶然でも3件前後になります。

大雨 1日の雨量 1882年からの観測 2001年以降 1/10件
  1. 1 332mm 2025年8月7日
  2. 2 234.4mm 1964年7月18日
  3. 3 203.8mm 1964年7月8日
  4. 4 187.5mm 1996年6月25日
  5. 5 181.5mm 1974年7月10日
  6. 6 178.5mm 1935年7月16日
  7. 7 172mm 2000年9月10日
  8. 8 167mm 1968年8月28日
  9. 9 158.5mm 1983年9月28日
  10. 10 156.3mm 1909年9月4日
短時間の強い雨 1時間の雨量 1937年からの観測 2001年以降 5/10件
  1. 1 77.3mm 1950年9月18日
  2. 2 75.7mm 1953年8月24日
  3. 3 67.5mm 2025年8月7日
  4. 4 61.5mm 2025年8月27日
  5. 5 61.5mm 2017年7月4日
  6. 6 60.1mm 1953年8月23日
  7. 7 59mm 2016年8月16日
  8. 8 58.5mm 2018年8月16日
  9. 9 56.8mm 1967年8月27日
  10. 10 56.5mm 1944年8月25日
長く続く雨 24時間の雨量 1940年からの観測 2001年以降 1/10件
  1. 1 332mm 2025年8月7日
  2. 2 249mm 1964年7月18日
  3. 3 208mm 1974年7月10日
  4. 4 199mm 1996年6月25日
  5. 5 182.9mm 1942年9月21日
  6. 6 180mm 1983年9月28日
  7. 7 176mm 2000年9月10日
  8. 8 176mm 1974年9月8日
  9. 9 174mm 1999年9月21日
  10. 10 173.6mm 1953年9月25日
暑さ 最高気温 1882年からの観測 2001年以降 5/10件
  1. 1 38.5℃ 2022年9月6日
  2. 2 38.5℃ 1902年9月8日
  3. 3 38.3℃ 2023年8月10日
  4. 4 38℃ 1994年8月14日
  5. 5 38℃ 1985年9月1日
  6. 6 38℃ 1978年8月2日
  7. 7 37.7℃ 2019年8月15日
  8. 8 37.7℃ 2004年8月19日
  9. 9 37.5℃ 2002年9月1日
  10. 10 37.5℃ 1965年8月6日
暑さの長さ 猛暑日の年間日数 1882年からの観測 2001年以降 7/10件
  1. 1 20日 2023年
  2. 2 11日 2022年
  3. 3 11日 1999年
  4. 4 10日 2024年
  5. 5 10日 2018年
  6. 6 9日 2025年
  7. 7 8日 2020年
  8. 8 8日 2004年
  9. 9 7日 2000年
  10. 10 7日 1991年
夜の暑さ 熱帯夜の年間日数 1882年からの観測 2001年以降 9/10件
  1. 1 52日 2024年
  2. 2 52日 2023年
  3. 3 50日 2025年
  4. 4 44日 2010年
  5. 5 35日 2018年
  6. 6 35日 2018年
  7. 7 34日 2012年
  8. 8 34日 1994年
  9. 9 31日 2022年
  10. 10 30日 2020年
大雪 積雪の深さ 1882年からの観測 2001年以降 0/10件
  1. 1 181cm 1963年1月27日
  2. 2 180cm 1940年1月27日
  3. 3 167cm 1927年2月12日
  4. 4 161cm 1963年2月4日
  5. 5 154cm 1940年2月1日
  6. 6 143cm 1947年2月20日
  7. 7 143cm 1917年12月29日
  8. 8 133cm 1918年1月8日
  9. 9 130cm 1945年2月26日
  10. 10 130cm 1891年1月21日
台風の強さ 最低気圧 1882年からの観測 2001年以降 1/10件
  1. 1 962.8hPa 1961年9月16日
  2. 2 963.4hPa 1912年9月23日
  3. 3 969.3hPa 1959年9月26日
  4. 4 971.1hPa 1965年9月10日
  5. 5 971.6hPa 1934年9月21日
  6. 6 972.3hPa 1945年9月18日
  7. 7 972.8hPa 2018年9月4日
  8. 8 973.4hPa 1951年10月15日
  9. 9 975.9hPa 1982年8月2日
  10. 10 976.2hPa 1998年10月18日
寒さ 最低気温 1882年からの観測 2001年以降 0/10件
  1. 1 -9.7℃ 1904年1月27日
  2. 2 -9.4℃ 1942年2月14日
  3. 3 -9℃ 1900年2月7日
  4. 4 -8.7℃ 1922年2月2日
  5. 5 -8.7℃ 1901年2月5日
  6. 6 -8.5℃ 1929年2月27日
  7. 7 -8.4℃ 1942年2月13日
  8. 8 -8.3℃ 1936年3月1日
  9. 9 -8.2℃ 1947年1月29日
  10. 10 -8.2℃ 1927年1月27日

出典:気象庁「観測史上1〜10位の値」
統計期間は項目によって異なります(各項目の観測開始年は下の件数の横に出しています)。

記録が新しい側に寄っている

イマドコちゃん

イマドコちゃん

熱帯夜の年間日数の記録は、上位10件のうち9件が2001年以降なんだ。この項目は1882年からの観測で、直近25年はその18%くらい。偶然なら1.8件のはずだよ。同じように新しい側へ寄っているのは猛暑日の年間日数と最高気温だよ。反対に積雪の深さは2001年以降が1件も無くて、古い年のままなんだ。これは記録の日付を数えただけで、原因まではこの数字からは分からない。ただ、寄り方が項目によってはっきり違うのは確かだよ。

観測史上10位までの日付を数えたもの。原因の断定はしていません

記録に残っている地震

イマドコちゃん

イマドコちゃん

石川県で被害が記録された地震は、2000年から2024年までで7件あるよ。いちばん大きかったのは2024年の石川県能登地方 令和6年能登半島地震※5 ⇒特設ページ(気象庁)へ。722人が亡くなったり行方不明になったりしているんだ。ただしこれは被害が大きかったものだけの数だから、「何年に1回」という間隔にはならないよ。載っていない年にも地震は起きているんだ。

気象庁「過去の地震津波災害」より。1995年までは死者・行方不明者100人以上のものだけです

気圧がいちばん下がったとき

イマドコちゃん

イマドコちゃん

石川県でこれまでにいちばん気圧が下がったのは1961年9月の962.8ヘクトパスカルだよ。中心の気圧が低いほど、周りとの差が大きくなって風が強く吹くんだ。海の上では気圧が低いところの水位が持ち上がるから、満潮と重なると高潮になりやすいよ。

気象庁の観測記録より。台風の強さの階級は気圧ではなく最大風速で決められています

被害が記録された地震 7件

地震M最大震度死者・不明
2024 石川県能登地方 令和6年能登半島地震※5 ⇒特設ページ(気象庁)へ 津波 7.6 722
2023 能登半島沖 5.9 5強 1
2022 石川県能登地方 5.0 5強
2020 石川県能登地方 5.5 5強
2007 能登半島地震 能登半島沖 津波 6.9 6強 1
2002 石川県加賀地方 4.7
2000 石川県西方沖 6.2 5弱

出典:気象庁「過去の地震津波災害」。1995年までは死者・行方不明者が100人以上のものだけ、 1996年以降は被害が出たものすべてが載っています。件数が近年に多く見えるのはこのためで、 地震が増えたわけではありません。
最大震度のかっこ付き(例:(6))は、観測点が少なかった時代に被害の様子から推定された値です。 「5弱」「6強」のように弱・強が付くのは1996年に階級が分かれてからの表記で、 それ以前の「5」「6」とは範囲が異なります。

この記録の読み方

平均ではなく最大を見ています。備えの目安になるのは平年並みの数字ではなく、 実際にその土地で起きた最大だからです。

同じ県でも場所によって大きく違います。ここに出しているのは県の代表となる 気象官署1か所の記録です。山沿いと海沿い、川の近くと台地の上では条件が変わります。 お住まいの場所の危険度は、自治体が配っているハザードマップでご確認ください。

記録が無い=安全ではありません。観測が始まる前にも災害は起きています。 古い記録ほど残りにくく、この一覧に載っていないものもあります。