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高知県の災害の記録

イマドコちゃん

イマドコちゃん

高知県で1日にいちばん降ったのは1998年9月の628.5ミリだよ。1時間だと1998年9月の129.5ミリだよ。1時間に80ミリ以上は「猛烈な雨」で、気象庁の説明では息苦しくなるような圧迫感があるとされる強さなんだ。

記録は気象庁の観測値。雨の強さの言い方は気象庁「雨の強さと降り方」より

高知県が全国のなかで上位に来るもの(観測史上1位の値で比べたとき)

  • 大雨 全国1位 1日の雨量 628.5mm
  • 長く続く雨 全国1位 24時間の雨量 861mm
  • 短時間の強い雨 全国3位 1時間の雨量 129.5mm
  • 台風の強さ 全国18位 最低気圧 953.7hPa

比べているのは高知県の代表観測所(高知)の値です。 同じ県でも場所によって大きく違います。

観測史上の記録 高知観測所

それぞれ上位10件のうち、2001年以降のものが何件あるかを右に出しています。 観測を始めた年は項目によって違うので、偶然そうなる件数も項目ごとに変わります (各項目の観測開始年を件数の左に出しています)。
たとえば1897年からの観測なら直近25年は全体の約2割で、偶然なら10件中2件前後。 1940年からの観測なら約3割なので、偶然でも3件前後になります。

大雨 1日の雨量 1886年からの観測 2001年以降 2/10件
  1. 1 628.5mm 1998年9月24日
  2. 2 524.5mm 1976年9月12日
  3. 3 377mm 1976年9月11日
  4. 4 372mm 2014年8月3日
  5. 5 370.8mm 1956年9月25日
  6. 6 364.3mm 1920年8月15日
  7. 7 343.5mm 1925年9月17日
  8. 8 337mm 1972年9月15日
  9. 9 315mm 2007年7月14日
  10. 10 294.5mm 1975年8月17日
短時間の強い雨 1時間の雨量 1937年からの観測 2001年以降 0/10件
  1. 1 129.5mm 1998年9月24日
  2. 2 106.8mm 1954年6月29日
  3. 3 102.2mm 1948年8月26日
  4. 4 99.5mm 1999年6月29日
  5. 5 98.5mm 1995年7月22日
  6. 6 97mm 1976年9月12日
  7. 7 93.5mm 1978年7月12日
  8. 8 91.5mm 1972年9月15日
  9. 9 90.8mm 1939年9月16日
  10. 10 90.5mm 2000年9月1日
長く続く雨 24時間の雨量 1939年からの観測 2001年以降 1/10件
  1. 1 861mm 1998年9月24日
  2. 2 542mm 1976年9月12日
  3. 3 422mm 2014年8月3日
  4. 4 419mm 1956年9月26日
  5. 5 337.5mm 1972年9月15日
  6. 6 326mm 1993年7月27日
  7. 7 324.5mm 1978年7月13日
  8. 8 322mm 1975年8月17日
  9. 9 320.5mm 2000年9月1日
  10. 10 316.5mm 2000年8月31日
暑さ 最高気温 1886年からの観測 2001年以降 7/10件
  1. 1 38.4℃ 1965年8月22日
  2. 2 38.3℃ 2001年7月25日
  3. 3 38.2℃ 1969年8月14日
  4. 4 38.1℃ 2026年8月2日
  5. 5 37.8℃ 2026年7月30日
  6. 6 37.8℃ 2020年8月16日
  7. 7 37.7℃ 2024年7月30日
  8. 8 37.6℃ 1998年7月10日
  9. 9 37.5℃ 2024年8月16日
  10. 10 37.5℃ 2024年7月29日
暑さの長さ 猛暑日の年間日数 1886年からの観測 2001年以降 5/9件
  1. 1 19日 2024年
  2. 3 9日 2013年
  3. 4 8日 2020年
  4. 5 8日 1994年
  5. 6 8日 1983年
  6. 7 6日 2025年
  7. 8 6日 2001年
  8. 9 6日 1969年
  9. 10 6日 1967年
夜の暑さ 熱帯夜の年間日数 1886年からの観測 2001年以降 10/10件
  1. 1 61日 2024年
  2. 2 57日 2025年
  3. 3 46日 2022年
  4. 4 44日 2013年
  5. 5 43日 2018年
  6. 6 42日 2010年
  7. 7 38日 2017年
  8. 8 36日 2023年
  9. 9 36日 2023年
  10. 10 35日 2016年
大雪 積雪の深さ 1912年からの観測 2001年以降 4/10件
  1. 1 14cm 2022年12月23日
  2. 2 10cm 1987年1月13日
  3. 3 9cm 2005年12月18日
  4. 4 9cm 1963年2月27日
  5. 5 7cm 1956年1月29日
  6. 6 6cm 2005年2月1日
  7. 7 5cm 1965年1月12日
  8. 8 5cm 1915年2月28日
  9. 9 3cm 2003年1月29日
  10. 10 3cm 1979年2月28日
台風の強さ 最低気圧 1886年からの観測 2001年以降 5/10件
  1. 1 953.7hPa 1961年9月16日
  2. 2 957.7hPa 1937年9月11日
  3. 3 958.7hPa 1934年9月21日
  4. 4 958.9hPa 1965年9月10日
  5. 5 962.9hPa 1899年8月28日
  6. 6 965.3hPa 2003年8月8日
  7. 7 967hPa 2004年10月20日
  8. 8 969.4hPa 2018年9月30日
  9. 9 970.1hPa 2014年8月10日
  10. 10 970.9hPa 2003年8月9日
寒さ 最低気温 1886年からの観測 2001年以降 0/10件
  1. 1 -7.9℃ 1977年2月17日
  2. 2 -7.6℃ 1936年1月18日
  3. 3 -7.5℃ 1963年1月16日
  4. 4 -7.1℃ 1967年1月17日
  5. 5 -7℃ 1963年1月26日
  6. 6 -7℃ 1931年1月11日
  7. 7 -7℃ 1895年2月22日
  8. 8 -6.9℃ 1945年1月25日
  9. 9 -6.8℃ 1918年1月8日
  10. 10 -6.8℃ 1917年1月9日

出典:気象庁「観測史上1〜10位の値」
統計期間は項目によって異なります(各項目の観測開始年は下の件数の横に出しています)。

記録が新しい側に寄っている

イマドコちゃん

イマドコちゃん

熱帯夜の年間日数の記録は、上位10件のうち10件が2001年以降なんだ。この項目は1886年からの観測で、直近25年はその18%くらい。偶然なら1.8件のはずだよ。同じように新しい側へ寄っているのは最高気温と猛暑日の年間日数だよ。反対に1時間の雨量は2001年以降が1件も無くて、古い年のままなんだ。これは記録の日付を数えただけで、原因まではこの数字からは分からない。ただ、寄り方が項目によってはっきり違うのは確かだよ。

観測史上10位までの日付を数えたもの。原因の断定はしていません

記録に残っている地震

イマドコちゃん

イマドコちゃん

高知県で被害が記録された地震は、1946年から1960年までで2件あるよ。いちばん大きかったのは1946年の南海地震。1,443人が亡くなったり行方不明になったりしているんだ。ただしこれは被害が大きかったものだけの数だから、「何年に1回」という間隔にはならないよ。載っていない年にも地震は起きているんだ。

気象庁「過去の地震津波災害」より。1995年までは死者・行方不明者100人以上のものだけです

気圧がいちばん下がったとき

イマドコちゃん

イマドコちゃん

高知県でこれまでにいちばん気圧が下がったのは1961年9月の953.7ヘクトパスカルだよ。中心の気圧が低いほど、周りとの差が大きくなって風が強く吹くんだ。海の上では気圧が低いところの水位が持ち上がるから、満潮と重なると高潮になりやすいよ。

気象庁の観測記録より。台風の強さの階級は気圧ではなく最大風速で決められています

被害が記録された地震 2件

地震M最大震度死者・不明
1960 チリ地震津波 津波 9.5 - 142
1946 南海地震 津波 8.0 5 1,443

出典:気象庁「過去の地震津波災害」。1995年までは死者・行方不明者が100人以上のものだけ、 1996年以降は被害が出たものすべてが載っています。件数が近年に多く見えるのはこのためで、 地震が増えたわけではありません。
最大震度のかっこ付き(例:(6))は、観測点が少なかった時代に被害の様子から推定された値です。 「5弱」「6強」のように弱・強が付くのは1996年に階級が分かれてからの表記で、 それ以前の「5」「6」とは範囲が異なります。

この記録の読み方

平均ではなく最大を見ています。備えの目安になるのは平年並みの数字ではなく、 実際にその土地で起きた最大だからです。

同じ県でも場所によって大きく違います。ここに出しているのは県の代表となる 気象官署1か所の記録です。山沿いと海沿い、川の近くと台地の上では条件が変わります。 お住まいの場所の危険度は、自治体が配っているハザードマップでご確認ください。

記録が無い=安全ではありません。観測が始まる前にも災害は起きています。 古い記録ほど残りにくく、この一覧に載っていないものもあります。