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宮崎県の災害の記録

イマドコちゃん

イマドコちゃん

宮崎県で1日にいちばん降ったのは1939年10月の587.2ミリだよ。1時間だと1995年9月の139.5ミリだよ。1時間に80ミリ以上は「猛烈な雨」で、気象庁の説明では息苦しくなるような圧迫感があるとされる強さなんだ。

記録は気象庁の観測値。雨の強さの言い方は気象庁「雨の強さと降り方」より

宮崎県が全国のなかで上位に来るもの(観測史上1位の値で比べたとき)

  • 短時間の強い雨 全国2位 1時間の雨量 139.5mm
  • 長く続く雨 全国2位 24時間の雨量 589.5mm
  • 大雨 全国3位 1日の雨量 587.2mm
  • 台風の強さ 全国10位 最低気圧 943.9hPa

比べているのは宮崎県の代表観測所(宮崎)の値です。 同じ県でも場所によって大きく違います。

観測史上の記録 宮崎観測所

それぞれ上位10件のうち、2001年以降のものが何件あるかを右に出しています。 観測を始めた年は項目によって違うので、偶然そうなる件数も項目ごとに変わります (各項目の観測開始年を件数の左に出しています)。
たとえば1897年からの観測なら直近25年は全体の約2割で、偶然なら10件中2件前後。 1940年からの観測なら約3割なので、偶然でも3件前後になります。

大雨 1日の雨量 1886年からの観測 2001年以降 0/10件
  1. 1 587.2mm 1939年10月16日
  2. 2 490.2mm 1886年9月24日
  3. 3 437.5mm 1990年9月29日
  4. 4 430.4mm 1934年10月23日
  5. 5 387.3mm 1966年8月14日
  6. 6 341.9mm 1951年10月13日
  7. 7 328.9mm 1916年9月22日
  8. 8 321.7mm 1927年8月8日
  9. 9 317.5mm 1993年8月1日
  10. 10 316.7mm 1917年10月10日
短時間の強い雨 1時間の雨量 1925年からの観測 2001年以降 2/10件
  1. 1 139.5mm 1995年9月30日
  2. 2 134mm 1939年10月16日
  3. 3 91.6mm 1942年6月23日
  4. 4 87mm 1951年10月13日
  5. 5 82.5mm 1983年9月27日
  6. 6 80mm 1972年9月7日
  7. 7 79mm 1996年7月3日
  8. 8 77.5mm 2016年9月20日
  9. 9 77.5mm 1981年9月23日
  10. 10 77mm 2018年9月30日
長く続く雨 24時間の雨量 1925年からの観測 2001年以降 1/10件
  1. 1 589.5mm 1939年10月16日
  2. 2 560.5mm 1990年9月29日
  3. 3 430.5mm 1934年10月23日
  4. 4 422.2mm 1943年9月19日
  5. 5 420.8mm 1951年10月13日
  6. 6 390.4mm 1966年8月14日
  7. 7 370mm 2016年9月19日
  8. 8 351.8mm 1933年9月19日
  9. 9 347.5mm 1987年10月11日
  10. 10 339.5mm 1983年9月26日
暑さ 最高気温 1886年からの観測 2001年以降 7/10件
  1. 1 38.9℃ 2026年7月28日
  2. 2 38.8℃ 2026年7月29日
  3. 3 38.2℃ 2024年7月30日
  4. 4 38℃ 2013年8月1日
  5. 5 38℃ 1966年8月3日
  6. 6 37.9℃ 1998年8月12日
  7. 7 37.8℃ 2026年8月1日
  8. 8 37.7℃ 2013年8月2日
  9. 9 37.7℃ 2013年7月31日
  10. 10 37.7℃ 1942年7月29日
暑さの長さ 猛暑日の年間日数 1886年からの観測 2001年以降 4/9件
  1. 1 27日 1998年
  2. 2 21日 2013年
  3. 3 18日 2024年
  4. 4 18日 1934年
  5. 6 14日 2017年
  6. 7 14日 1995年
  7. 8 14日 1983年
  8. 9 13日 1971年
  9. 10 12日 2004年
夜の暑さ 熱帯夜の年間日数 1886年からの観測 2001年以降 7/10件
  1. 1 60日 2024年
  2. 2 57日 2025年
  3. 3 47日 2022年
  4. 4 46日 2017年
  5. 5 46日 1998年
  6. 6 43日 2013年
  7. 7 39日 1994年
  8. 8 39日 1994年
  9. 9 37日 2004年
  10. 10 36日 2023年
大雪 積雪の深さ 1886年からの観測 2001年以降 2/10件
  1. 1 3cm 1945年1月23日
  2. 2 2cm 1987年2月3日
  3. 3 2cm 1906年2月11日
  4. 4 1cm 2005年12月22日
  5. 5 1cm 1975年2月22日
  6. 6 1cm 1975年1月18日
  7. 7 1cm 1936年1月15日
  8. 8 0cm 2006年1月5日
  9. 9 0cm 1987年1月13日
  10. 10 0cm 1984年1月19日
台風の強さ 最低気圧 1886年からの観測 2001年以降 2/10件
  1. 1 943.9hPa 1945年9月17日
  2. 2 949.8hPa 1993年9月3日
  3. 3 954.2hPa 1964年9月24日
  4. 4 955.5hPa 2007年7月14日
  5. 5 956hPa 1900年8月19日
  6. 6 958hPa 1982年8月27日
  7. 7 958.6hPa 1895年8月24日
  8. 8 959.3hPa 2018年9月30日
  9. 9 960.4hPa 1918年7月12日
  10. 10 963.3hPa 1951年10月14日
寒さ 最低気温 1886年からの観測 2001年以降 0/10件
  1. 1 -7.5℃ 1904年1月26日
  2. 2 -7.2℃ 1917年12月28日
  3. 3 -7℃ 1917年1月9日
  4. 4 -6.6℃ 1929年2月11日
  5. 5 -6.6℃ 1906年12月30日
  6. 6 -6.5℃ 1934年1月27日
  7. 7 -6.4℃ 1976年1月24日
  8. 8 -6.4℃ 1896年2月16日
  9. 9 -6.1℃ 1947年2月5日
  10. 10 -6.1℃ 1895年2月22日

出典:気象庁「観測史上1〜10位の値」
統計期間は項目によって異なります(各項目の観測開始年は下の件数の横に出しています)。

記録が新しい側に寄っている

イマドコちゃん

イマドコちゃん

最高気温の記録は、上位10件のうち7件が2001年以降なんだ。この項目は1886年からの観測で、直近25年はその18%くらい。偶然なら1.8件のはずだよ。同じように新しい側へ寄っているのは熱帯夜の年間日数と猛暑日の年間日数だよ。反対に1日の雨量は2001年以降が1件も無くて、古い年のままなんだ。これは記録の日付を数えただけで、原因まではこの数字からは分からない。ただ、寄り方が項目によってはっきり違うのは確かだよ。

観測史上10位までの日付を数えたもの。原因の断定はしていません

記録に残っている地震

イマドコちゃん

イマドコちゃん

宮崎県で被害が記録された地震は、1960年から2025年までで5件あるよ。いちばん大きかったのは1960年のチリ地震津波。142人が亡くなったり行方不明になったりしているんだ。ただしこれは被害が大きかったものだけの数だから、「何年に1回」という間隔にはならないよ。載っていない年にも地震は起きているんだ。

気象庁「過去の地震津波災害」より。1995年までは死者・行方不明者100人以上のものだけです

気圧がいちばん下がったとき

イマドコちゃん

イマドコちゃん

宮崎県でこれまでにいちばん気圧が下がったのは1945年9月の943.9ヘクトパスカルだよ。中心の気圧が低いほど、周りとの差が大きくなって風が強く吹くんだ。海の上では気圧が低いところの水位が持ち上がるから、満潮と重なると高潮になりやすいよ。

気象庁の観測記録より。台風の強さの階級は気圧ではなく最大風速で決められています

被害が記録された地震 5件

地震M最大震度死者・不明
2025 日向灘 津波 6.6 5弱
2024 日向灘 津波 7.1 6弱
2022 日向灘 6.6 5強
2019 日向灘 6.3 5弱
1960 チリ地震津波 津波 9.5 - 142

出典:気象庁「過去の地震津波災害」。1995年までは死者・行方不明者が100人以上のものだけ、 1996年以降は被害が出たものすべてが載っています。件数が近年に多く見えるのはこのためで、 地震が増えたわけではありません。
最大震度のかっこ付き(例:(6))は、観測点が少なかった時代に被害の様子から推定された値です。 「5弱」「6強」のように弱・強が付くのは1996年に階級が分かれてからの表記で、 それ以前の「5」「6」とは範囲が異なります。

この記録の読み方

平均ではなく最大を見ています。備えの目安になるのは平年並みの数字ではなく、 実際にその土地で起きた最大だからです。

同じ県でも場所によって大きく違います。ここに出しているのは県の代表となる 気象官署1か所の記録です。山沿いと海沿い、川の近くと台地の上では条件が変わります。 お住まいの場所の危険度は、自治体が配っているハザードマップでご確認ください。

記録が無い=安全ではありません。観測が始まる前にも災害は起きています。 古い記録ほど残りにくく、この一覧に載っていないものもあります。