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長野県の災害の記録

イマドコちゃん

イマドコちゃん

長野県で1日にいちばん降ったのは2019年10月の132.0ミリだよ。1時間だと1933年8月の63.0ミリだよ。1時間に50ミリ以上は「非常に激しい雨」。気象庁の説明では、車の運転は危険とされる強さだよ。

記録は気象庁の観測値。雨の強さの言い方は気象庁「雨の強さと降り方」より

長野県が全国のなかで上位に来るもの(観測史上1位の値で比べたとき)

  • 寒さ 全国8位 最低気温 -17℃
  • 大雪 全国15位 積雪の深さ 80cm
  • 暑さの長さ 全国26位 猛暑日の年間日数 28日
  • 暑さ 全国27位 最高気温 38.7℃

比べているのは長野県の代表観測所(長野)の値です。 同じ県でも場所によって大きく違います。

観測史上の記録 長野観測所

それぞれ上位10件のうち、2001年以降のものが何件あるかを右に出しています。 観測を始めた年は項目によって違うので、偶然そうなる件数も項目ごとに変わります (各項目の観測開始年を件数の左に出しています)。
たとえば1897年からの観測なら直近25年は全体の約2割で、偶然なら10件中2件前後。 1940年からの観測なら約3割なので、偶然でも3件前後になります。

大雨 1日の雨量 1889年からの観測 2001年以降 4/10件
  1. 1 132mm 2019年10月12日
  2. 2 124.5mm 2004年10月20日
  3. 3 114.5mm 1982年9月12日
  4. 4 112.9mm 1950年8月5日
  5. 5 112mm 1983年9月28日
  6. 6 110.5mm 2013年8月23日
  7. 7 108.2mm 1896年7月21日
  8. 8 99.5mm 1910年9月7日
  9. 9 96.5mm 2012年7月20日
  10. 10 95.3mm 1911年8月4日
短時間の強い雨 1時間の雨量 1903年からの観測 2001年以降 2/10件
  1. 1 63mm 1933年8月13日
  2. 2 59mm 1970年8月24日
  3. 3 57.5mm 2017年8月11日
  4. 4 55.7mm 1937年7月28日
  5. 5 55mm 1970年6月5日
  6. 6 52.5mm 2020年7月21日
  7. 7 51mm 1948年8月23日
  8. 8 50.5mm 1970年8月23日
  9. 9 49.9mm 1963年7月2日
  10. 10 48mm 1940年6月13日
長く続く雨 24時間の雨量 1946年からの観測 2001年以降 5/10件
  1. 1 134mm 2019年10月12日
  2. 2 125.5mm 2004年10月20日
  3. 3 120mm 2012年7月21日
  4. 4 117.5mm 1982年9月12日
  5. 5 117.5mm 1981年8月23日
  6. 6 116mm 1983年9月28日
  7. 7 112.8mm 1950年8月5日
  8. 8 111.5mm 2013年8月23日
  9. 9 105.6mm 1965年9月17日
  10. 10 105.5mm 2021年8月14日
暑さ 最高気温 1889年からの観測 2001年以降 4/10件
  1. 1 38.7℃ 1994年8月16日
  2. 2 38.6℃ 1942年8月15日
  3. 3 38.5℃ 2018年8月22日
  4. 4 38.2℃ 1994年8月14日
  5. 5 38℃ 2026年8月7日
  6. 6 37.9℃ 1942年7月26日
  7. 7 37.9℃ 1942年7月25日
  8. 8 37.7℃ 2018年8月21日
  9. 9 37.7℃ 2014年7月26日
  10. 10 37.7℃ 1924年8月4日
暑さの長さ 猛暑日の年間日数 1889年からの観測 2001年以降 6/10件
  1. 1 28日 2025年
  2. 2 24日 2023年
  3. 3 22日 1994年
  4. 4 18日 2018年
  5. 5 13日 1942年
  6. 6 13日 1915年
  7. 7 12日 2020年
  8. 8 11日 1924年
  9. 9 10日 2022年
  10. 10 10日 2022年
夜の暑さ 熱帯夜の年間日数 1889年からの観測 2001年以降 6/9件
  1. 1 11日 2023年
  2. 2 7日 2019年
  3. 3 6日 2020年
  4. 4 5日 1994年
  5. 6 3日 2024年
  6. 7 3日 1961年
  7. 8 3日 1954年
  8. 9 2日 2025年
  9. 10 2日 2021年
大雪 積雪の深さ 1892年からの観測 2001年以降 1/10件
  1. 1 80cm 1946年12月11日
  2. 2 71cm 1945年2月26日
  3. 3 70cm 2014年2月16日
  4. 4 60cm 1963年1月8日
  5. 5 58cm 1936年2月5日
  6. 6 57cm 1918年1月27日
  7. 7 56cm 1984年2月18日
  8. 8 55cm 1968年2月16日
  9. 9 54cm 1981年2月4日
  10. 10 54cm 1901年3月4日
台風の強さ 最低気圧 1889年からの観測 2001年以降 1/10件
  1. 1 969.8hPa 1959年9月26日
  2. 2 970.5hPa 1918年9月24日
  3. 3 971.5hPa 1961年9月16日
  4. 4 972.9hPa 1979年10月19日
  5. 5 974.1hPa 1912年9月23日
  6. 6 974.7hPa 1934年9月21日
  7. 7 975.1hPa 1889年9月10日
  8. 8 975.6hPa 1951年10月15日
  9. 9 976.2hPa 2018年10月1日
  10. 10 976.2hPa 1970年1月31日
寒さ 最低気温 1889年からの観測 2001年以降 0/10件
  1. 1 -17℃ 1934年1月24日
  2. 2 -16.5℃ 1945年1月30日
  3. 3 -16.4℃ 1936年2月3日
  4. 4 -16.4℃ 1906年2月6日
  5. 5 -16.2℃ 1919年2月6日
  6. 6 -16.1℃ 1900年1月27日
  7. 7 -15.9℃ 1891年2月12日
  8. 8 -15.7℃ 1918年1月4日
  9. 9 -15.6℃ 1929年1月4日
  10. 10 -15.5℃ 1929年1月8日

出典:気象庁「観測史上1〜10位の値」
統計期間は項目によって異なります(各項目の観測開始年は下の件数の横に出しています)。

記録が新しい側に寄っている

イマドコちゃん

イマドコちゃん

猛暑日の年間日数の記録は、上位10件のうち6件が2001年以降なんだ。この項目は1889年からの観測で、直近25年はその19%くらい。偶然なら1.9件のはずだよ。同じように新しい側へ寄っているのは熱帯夜の年間日数と1日の雨量だよ。反対に最低気温は2001年以降が1件も無くて、古い年のままなんだ。これは記録の日付を数えただけで、原因まではこの数字からは分からない。ただ、寄り方が項目によってはっきり違うのは確かだよ。

観測史上10位までの日付を数えたもの。原因の断定はしていません

記録に残っている地震

イマドコちゃん

イマドコちゃん

長野県で被害が記録された地震は、1984年から2025年までで9件あるよ。いちばん大きかったのは1984年の長野県西部地震。29人が亡くなったり行方不明になったりしているんだ。ただしこれは被害が大きかったものだけの数だから、「何年に1回」という間隔にはならないよ。載っていない年にも地震は起きているんだ。

気象庁「過去の地震津波災害」より。1995年までは死者・行方不明者100人以上のものだけです

気圧がいちばん下がったとき

イマドコちゃん

イマドコちゃん

長野県でこれまでにいちばん気圧が下がったのは1959年9月の969.8ヘクトパスカルだよ。中心の気圧が低いほど、周りとの差が大きくなって風が強く吹くんだ。海の上では気圧が低いところの水位が持ち上がるから、満潮と重なると高潮になりやすいよ。

気象庁の観測記録より。台風の強さの階級は気圧ではなく最大風速で決められています

被害が記録された地震 9件

地震M最大震度死者・不明
2025 長野県北部 5.1 5弱
2017 長野県南部 5.6 5強
2014 長野県北部 6.7 6弱
2012 長野県北部 5.2 5弱
2011 長野県中部 5.4 5強 1
2011 長野県・新潟県県境付近 6.7 6強 3
2008 長野県南部 4.7
2005 長野県北部 4.1
1984 長野県西部地震 6.8 4(*7) 29

出典:気象庁「過去の地震津波災害」。1995年までは死者・行方不明者が100人以上のものだけ、 1996年以降は被害が出たものすべてが載っています。件数が近年に多く見えるのはこのためで、 地震が増えたわけではありません。
最大震度のかっこ付き(例:(6))は、観測点が少なかった時代に被害の様子から推定された値です。 「5弱」「6強」のように弱・強が付くのは1996年に階級が分かれてからの表記で、 それ以前の「5」「6」とは範囲が異なります。

この記録の読み方

平均ではなく最大を見ています。備えの目安になるのは平年並みの数字ではなく、 実際にその土地で起きた最大だからです。

同じ県でも場所によって大きく違います。ここに出しているのは県の代表となる 気象官署1か所の記録です。山沿いと海沿い、川の近くと台地の上では条件が変わります。 お住まいの場所の危険度は、自治体が配っているハザードマップでご確認ください。

記録が無い=安全ではありません。観測が始まる前にも災害は起きています。 古い記録ほど残りにくく、この一覧に載っていないものもあります。