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新潟県の災害の記録

イマドコちゃん

イマドコちゃん

新潟県で1日にいちばん降ったのは1998年8月の265.0ミリだよ。1時間だと1998年8月の97.0ミリだよ。1時間に80ミリ以上は「猛烈な雨」で、気象庁の説明では息苦しくなるような圧迫感があるとされる強さなんだ。

記録は気象庁の観測値。雨の強さの言い方は気象庁「雨の強さと降り方」より

新潟県が全国のなかで上位に来るもの(観測史上1位の値で比べたとき)

  • 大雪 全国7位 積雪の深さ 120cm
  • 暑さ 全国9位 最高気温 39.9℃
  • 寒さ 全国12位 最低気温 -13℃
  • 短時間の強い雨 全国16位 1時間の雨量 97mm

比べているのは新潟県の代表観測所(新潟)の値です。 同じ県でも場所によって大きく違います。

観測史上の記録 新潟観測所

それぞれ上位10件のうち、2001年以降のものが何件あるかを右に出しています。 観測を始めた年は項目によって違うので、偶然そうなる件数も項目ごとに変わります (各項目の観測開始年を件数の左に出しています)。
たとえば1897年からの観測なら直近25年は全体の約2割で、偶然なら10件中2件前後。 1940年からの観測なら約3割なので、偶然でも3件前後になります。

大雨 1日の雨量 1881年からの観測 2001年以降 3/10件
  1. 1 265mm 1998年8月4日
  2. 2 165mm 1967年8月28日
  3. 3 145.5mm 1978年6月27日
  4. 4 140.7mm 1958年7月24日
  5. 5 139.5mm 2025年8月6日
  6. 6 132.7mm 1897年8月7日
  7. 7 131.5mm 1984年9月3日
  8. 8 126.7mm 1947年6月28日
  9. 9 125mm 2014年7月9日
  10. 10 121mm 2017年7月24日
短時間の強い雨 1時間の雨量 1914年からの観測 2001年以降 5/10件
  1. 1 97mm 1998年8月4日
  2. 2 75mm 2007年8月28日
  3. 3 54mm 2013年7月31日
  4. 4 53.8mm 1967年8月29日
  5. 5 53mm 2002年8月14日
  6. 6 52mm 1984年7月16日
  7. 7 51mm 2013年8月20日
  8. 8 49.2mm 1964年8月9日
  9. 9 48.8mm 1967年8月28日
  10. 10 47mm 2024年7月25日
長く続く雨 24時間の雨量 1914年からの観測 2001年以降 4/10件
  1. 1 265.5mm 1998年8月4日
  2. 2 216.3mm 1967年8月28日
  3. 3 177mm 2011年7月29日
  4. 4 168.5mm 1978年6月27日
  5. 5 164mm 1995年8月3日
  6. 6 163.1mm 1958年7月25日
  7. 7 153.5mm 2025年8月10日
  8. 8 146mm 2017年7月24日
  9. 9 146mm 2014年7月9日
  10. 10 143.8mm 1947年6月28日
暑さ 最高気温 1881年からの観測 2001年以降 7/10件
  1. 1 39.9℃ 2018年8月23日
  2. 2 39.2℃ 2019年8月15日
  3. 3 39.1℃ 2023年8月9日
  4. 4 39.1℃ 1909年8月6日
  5. 5 38.8℃ 2020年9月3日
  6. 6 38.6℃ 2019年8月14日
  7. 7 38.5℃ 2023年8月14日
  8. 8 38.5℃ 2023年8月8日
  9. 9 38.5℃ 1978年8月3日
  10. 10 38.5℃ 1920年7月25日
暑さの長さ 猛暑日の年間日数 1881年からの観測 2001年以降 4/10件
  1. 1 20日 2023年
  2. 2 15日 2025年
  3. 3 14日 1999年
  4. 4 9日 2002年
  5. 5 8日 2004年
  6. 6 8日 1994年
  7. 7 8日 1943年
  8. 8 8日 1909年
  9. 9 7日 2000年
  10. 10 7日 1985年
夜の暑さ 熱帯夜の年間日数 1881年からの観測 2001年以降 7/10件
  1. 1 38日 2023年
  2. 2 38日 2010年
  3. 3 33日 1994年
  4. 4 29日 2025年
  5. 5 26日 2011年
  6. 6 24日 2019年
  7. 7 21日 2024年
  8. 8 21日 2012年
  9. 9 20日 1999年
  10. 10 20日 1999年
大雪 積雪の深さ 1890年からの観測 2001年以降 1/10件
  1. 1 120cm 1961年1月18日
  2. 2 118cm 1896年1月23日
  3. 3 106cm 1943年1月9日
  4. 4 106cm 1895年1月21日
  5. 5 103cm 1945年1月19日
  6. 6 100cm 1961年2月3日
  7. 7 87cm 1984年1月28日
  8. 8 86cm 1983年2月12日
  9. 9 82cm 1969年1月3日
  10. 10 81cm 2010年2月5日
台風の強さ 最低気圧 1886年からの観測 2001年以降 1/10件
  1. 1 969.4hPa 1959年9月27日
  2. 2 969.8hPa 1912年9月23日
  3. 3 970.1hPa 1961年9月16日
  4. 4 971.1hPa 1979年10月19日
  5. 5 972.2hPa 1970年1月31日
  6. 6 972.3hPa 1918年9月24日
  7. 7 973.8hPa 1965年9月18日
  8. 8 976.1hPa 1951年10月15日
  9. 9 976.7hPa 1981年8月23日
  10. 10 977hPa 2018年10月1日
寒さ 最低気温 1881年からの観測 2001年以降 0/10件
  1. 1 -13℃ 1942年2月12日
  2. 2 -11.7℃ 1939年1月11日
  3. 3 -10.6℃ 1978年2月17日
  4. 4 -10.2℃ 1945年2月22日
  5. 5 -10.1℃ 1939年1月10日
  6. 6 -9.7℃ 1902年2月13日
  7. 7 -9.6℃ 1927年2月14日
  8. 8 -9.5℃ 1969年12月31日
  9. 9 -9.4℃ 1967年2月15日
  10. 10 -9.4℃ 1891年1月29日

出典:気象庁「観測史上1〜10位の値」
統計期間は項目によって異なります(各項目の観測開始年は下の件数の横に出しています)。

記録が新しい側に寄っている

イマドコちゃん

イマドコちゃん

最高気温の記録は、上位10件のうち7件が2001年以降なんだ。この項目は1881年からの観測で、直近25年はその18%くらい。偶然なら1.8件のはずだよ。同じように新しい側へ寄っているのは熱帯夜の年間日数と1時間の雨量だよ。反対に最低気温は2001年以降が1件も無くて、古い年のままなんだ。これは記録の日付を数えただけで、原因まではこの数字からは分からない。ただ、寄り方が項目によってはっきり違うのは確かだよ。

観測史上10位までの日付を数えたもの。原因の断定はしていません

記録に残っている地震

イマドコちゃん

イマドコちゃん

新潟県で被害が記録された地震は、1964年から2011年までで9件あるよ。いちばん大きかったのは2004年の新潟県中越地震。68人が亡くなったり行方不明になったりしているんだ。ただしこれは被害が大きかったものだけの数だから、「何年に1回」という間隔にはならないよ。載っていない年にも地震は起きているんだ。

気象庁「過去の地震津波災害」より。1995年までは死者・行方不明者100人以上のものだけです

気圧がいちばん下がったとき

イマドコちゃん

イマドコちゃん

新潟県でこれまでにいちばん気圧が下がったのは1959年9月の969.4ヘクトパスカルだよ。中心の気圧が低いほど、周りとの差が大きくなって風が強く吹くんだ。海の上では気圧が低いところの水位が持ち上がるから、満潮と重なると高潮になりやすいよ。

気象庁の観測記録より。台風の強さの階級は気圧ではなく最大風速で決められています

被害が記録された地震 9件

地震M最大震度死者・不明
2011 長野県・新潟県県境付近 6.7 6強 3
2010 新潟県中越地方 4.9
2007 新潟県中越沖地震 新潟県上中越沖 津波 6.8 6強 15
2005 新潟県中越地方 5.0 5強
2005 新潟県中越地方 4.7
2004 新潟県中越地震 新潟県中越地方 6.8 68
2001 新潟県中越地方 5.3 5弱
1998 新潟県中越地方 5.2
1964 新潟地震 津波 7.5 5 26

出典:気象庁「過去の地震津波災害」。1995年までは死者・行方不明者が100人以上のものだけ、 1996年以降は被害が出たものすべてが載っています。件数が近年に多く見えるのはこのためで、 地震が増えたわけではありません。
最大震度のかっこ付き(例:(6))は、観測点が少なかった時代に被害の様子から推定された値です。 「5弱」「6強」のように弱・強が付くのは1996年に階級が分かれてからの表記で、 それ以前の「5」「6」とは範囲が異なります。

この記録の読み方

平均ではなく最大を見ています。備えの目安になるのは平年並みの数字ではなく、 実際にその土地で起きた最大だからです。

同じ県でも場所によって大きく違います。ここに出しているのは県の代表となる 気象官署1か所の記録です。山沿いと海沿い、川の近くと台地の上では条件が変わります。 お住まいの場所の危険度は、自治体が配っているハザードマップでご確認ください。

記録が無い=安全ではありません。観測が始まる前にも災害は起きています。 古い記録ほど残りにくく、この一覧に載っていないものもあります。