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沖縄県の災害の記録

イマドコちゃん

イマドコちゃん

沖縄県で1日にいちばん降ったのは1959年10月の468.9ミリだよ。1時間だと1998年7月の110.5ミリだよ。1時間に80ミリ以上は「猛烈な雨」で、気象庁の説明では息苦しくなるような圧迫感があるとされる強さなんだ。

記録は気象庁の観測値。雨の強さの言い方は気象庁「雨の強さと降り方」より

沖縄県が全国のなかで上位に来るもの(観測史上1位の値で比べたとき)

  • 夜の暑さ 全国1位 熱帯夜の年間日数 148日
  • 台風の強さ 全国3位 最低気圧 936.3hPa
  • 大雨 全国6位 1日の雨量 468.9mm
  • 長く続く雨 全国8位 24時間の雨量 477mm

比べているのは沖縄県の代表観測所(那覇)の値です。 同じ県でも場所によって大きく違います。

観測史上の記録 那覇観測所

それぞれ上位10件のうち、2001年以降のものが何件あるかを右に出しています。 観測を始めた年は項目によって違うので、偶然そうなる件数も項目ごとに変わります (各項目の観測開始年を件数の左に出しています)。
たとえば1897年からの観測なら直近25年は全体の約2割で、偶然なら10件中2件前後。 1940年からの観測なら約3割なので、偶然でも3件前後になります。

大雨 1日の雨量 1890年からの観測 2001年以降 1/10件
  1. 1 468.9mm 1959年10月16日
  2. 2 427.5mm 2007年8月11日
  3. 3 427mm 1906年11月12日
  4. 4 411.5mm 1999年9月22日
  5. 5 351.8mm 1891年4月11日
  6. 6 342.7mm 1959年11月12日
  7. 7 287.3mm 1936年10月18日
  8. 8 271.7mm 1952年8月15日
  9. 9 265mm 1969年8月20日
  10. 10 262.5mm 1971年11月14日
短時間の強い雨 1時間の雨量 1900年からの観測 2001年以降 2/10件
  1. 1 110.5mm 1998年7月17日
  2. 2 102.5mm 1992年10月11日
  3. 3 95mm 1985年8月13日
  4. 4 94.5mm 2024年6月14日
  5. 5 94mm 1986年9月24日
  6. 6 92.6mm 1910年8月8日
  7. 7 89mm 2000年11月9日
  8. 8 86.3mm 1960年3月20日
  9. 9 84.5mm 2007年8月11日
  10. 10 81.5mm 1998年10月5日
長く続く雨 24時間の雨量 1900年からの観測 2001年以降 3/10件
  1. 1 477mm 1999年9月22日
  2. 2 473.2mm 1959年10月16日
  3. 3 450.7mm 1906年11月12日
  4. 4 431mm 2007年8月11日
  5. 5 410.9mm 1933年8月2日
  6. 6 369mm 2014年7月8日
  7. 7 361.3mm 1959年11月12日
  8. 8 353mm 1998年10月5日
  9. 9 345mm 2002年9月5日
  10. 10 337.8mm 1965年8月4日
暑さ 最高気温 1890年からの観測 2001年以降 7/10件
  1. 1 36℃ 2024年7月19日
  2. 2 35.6℃ 2001年8月9日
  3. 3 35.5℃ 2024年7月20日
  4. 4 35.5℃ 2024年7月15日
  5. 5 35.5℃ 2003年8月3日
  6. 6 35.5℃ 1916年7月21日
  7. 7 35.4℃ 2024年7月21日
  8. 8 35.4℃ 2024年7月13日
  9. 9 35.4℃ 1916年7月16日
  10. 10 35.3℃ 1916年7月23日
暑さの長さ 猛暑日の年間日数 1890年からの観測 2001年以降 5/9件
  1. 1 8日 2024年
  2. 2 8日 1916年
  3. 3 2日 2017年
  4. 4 1日 2006年
  5. 5 1日 2003年
  6. 6 1日 2001年
  7. 7 1日 1910年
  8. 8 1日 1906年
  9. 9 1日 1893年
夜の暑さ 熱帯夜の年間日数 1890年からの観測 2001年以降 7/10件
  1. 1 148日 2016年
  2. 2 139日 2025年
  3. 3 137日 2024年
  4. 4 129日 2021年
  5. 5 128日 1991年
  6. 6 126日 1998年
  7. 7 122日 2023年
  8. 8 120日 2013年
  9. 9 118日 2015年
  10. 10 117日 1999年
台風の強さ 最低気圧 1890年からの観測 2001年以降 3/10件
  1. 1 936.3hPa 1956年9月8日
  2. 2 939.7hPa 2007年7月13日
  3. 3 940hPa 1954年8月15日
  4. 4 940.5hPa 1961年10月2日
  5. 5 940.6hPa 1930年7月17日
  6. 6 941.5hPa 1914年7月25日
  7. 7 946.9hPa 2012年9月29日
  8. 8 948.7hPa 1941年8月7日
  9. 9 950hPa 2004年9月5日
  10. 10 952.1hPa 1986年8月26日
寒さ 最低気温 1890年からの観測 2001年以降 1/10件
  1. 1 4.9℃ 1918年2月20日
  2. 2 5.2℃ 1901年2月12日
  3. 3 5.6℃ 1917年2月11日
  4. 4 5.6℃ 1909年2月14日
  5. 5 6℃ 1919年2月6日
  6. 6 6℃ 1917年2月22日
  7. 7 6.1℃ 2016年1月24日
  8. 8 6.1℃ 1918年2月19日
  9. 9 6.1℃ 1917年1月20日
  10. 10 6.1℃ 1909年1月30日

出典:気象庁「観測史上1〜10位の値」
統計期間は項目によって異なります(各項目の観測開始年は下の件数の横に出しています)。

記録が新しい側に寄っている

イマドコちゃん

イマドコちゃん

最高気温の記録は、上位10件のうち7件が2001年以降なんだ。この項目は1890年からの観測で、直近25年はその19%くらい。偶然なら1.9件のはずだよ。同じように新しい側へ寄っているのは熱帯夜の年間日数と猛暑日の年間日数だよ。これは記録の日付を数えただけで、原因まではこの数字からは分からない。ただ、寄り方が項目によってはっきり違うのは確かだよ。

観測史上10位までの日付を数えたもの。原因の断定はしていません

記録に残っている地震

イマドコちゃん

イマドコちゃん

沖縄県で被害が記録された地震は、2010年から2026年までで2件あるよ。ただしこれは被害が大きかったものだけの数だから、「何年に1回」という間隔にはならないよ。載っていない年にも地震は起きているんだ。

気象庁「過去の地震津波災害」より。1995年までは死者・行方不明者100人以上のものだけです

気圧がいちばん下がったとき

イマドコちゃん

イマドコちゃん

沖縄県でこれまでにいちばん気圧が下がったのは1956年9月の936.3ヘクトパスカルだよ。中心の気圧が低いほど、周りとの差が大きくなって風が強く吹くんだ。海の上では気圧が低いところの水位が持ち上がるから、満潮と重なると高潮になりやすいよ。

気象庁の観測記録より。台風の強さの階級は気圧ではなく最大風速で決められています

被害が記録された地震 2件

地震M最大震度死者・不明
2026 沖縄本島近海 5.9 5強
2010 沖縄本島近海 津波 7.2 5弱

出典:気象庁「過去の地震津波災害」。1995年までは死者・行方不明者が100人以上のものだけ、 1996年以降は被害が出たものすべてが載っています。件数が近年に多く見えるのはこのためで、 地震が増えたわけではありません。
最大震度のかっこ付き(例:(6))は、観測点が少なかった時代に被害の様子から推定された値です。 「5弱」「6強」のように弱・強が付くのは1996年に階級が分かれてからの表記で、 それ以前の「5」「6」とは範囲が異なります。

この記録の読み方

平均ではなく最大を見ています。備えの目安になるのは平年並みの数字ではなく、 実際にその土地で起きた最大だからです。

同じ県でも場所によって大きく違います。ここに出しているのは県の代表となる 気象官署1か所の記録です。山沿いと海沿い、川の近くと台地の上では条件が変わります。 お住まいの場所の危険度は、自治体が配っているハザードマップでご確認ください。

記録が無い=安全ではありません。観測が始まる前にも災害は起きています。 古い記録ほど残りにくく、この一覧に載っていないものもあります。