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滋賀県の災害の記録

イマドコちゃん

イマドコちゃん

滋賀県で1日にいちばん降ったのは1896年9月の596.9ミリだよ。1時間だと2001年7月の63.5ミリだよ。1時間に50ミリ以上は「非常に激しい雨」。気象庁の説明では、車の運転は危険とされる強さだよ。

記録は気象庁の観測値。雨の強さの言い方は気象庁「雨の強さと降り方」より

滋賀県が全国のなかで上位に来るもの(観測史上1位の値で比べたとき)

  • 大雨 全国2位 1日の雨量 596.9mm
  • 大雪 全国12位 積雪の深さ 93cm
  • 台風の強さ 全国15位 最低気圧 949.2hPa
  • 夜の暑さ 全国19位 熱帯夜の年間日数 63日

比べているのは滋賀県の代表観測所(彦根)の値です。 同じ県でも場所によって大きく違います。

観測史上の記録 彦根観測所

それぞれ上位10件のうち、2001年以降のものが何件あるかを右に出しています。 観測を始めた年は項目によって違うので、偶然そうなる件数も項目ごとに変わります (各項目の観測開始年を件数の左に出しています)。
たとえば1897年からの観測なら直近25年は全体の約2割で、偶然なら10件中2件前後。 1940年からの観測なら約3割なので、偶然でも3件前後になります。

大雨 1日の雨量 1893年からの観測 2001年以降 3/10件
  1. 1 596.9mm 1896年9月7日
  2. 2 200mm 2017年10月22日
  3. 3 195.8mm 1959年9月26日
  4. 4 181mm 1972年9月16日
  5. 5 177.5mm 2018年7月5日
  6. 6 174.2mm 1965年9月17日
  7. 7 172mm 1990年9月19日
  8. 8 167.7mm 1959年8月13日
  9. 9 165.5mm 2026年6月26日
  10. 10 161.9mm 1896年9月8日
短時間の強い雨 1時間の雨量 1894年からの観測 2001年以降 2/10件
  1. 1 63.5mm 2001年7月17日
  2. 2 63mm 1971年7月8日
  3. 3 60.1mm 1896年9月7日
  4. 4 58mm 1962年8月25日
  5. 5 54.5mm 1968年8月25日
  6. 6 52.5mm 2017年7月17日
  7. 7 52.1mm 1959年8月13日
  8. 8 50.9mm 1934年7月21日
  9. 9 50.8mm 1926年7月30日
  10. 10 50mm 1936年8月27日
長く続く雨 24時間の雨量 1929年からの観測 2001年以降 4/10件
  1. 1 271.4mm 1959年9月26日
  2. 2 214mm 2017年10月22日
  3. 3 194.7mm 1965年9月17日
  4. 4 191.5mm 1972年9月16日
  5. 5 190mm 1990年9月19日
  6. 6 180.5mm 2018年7月5日
  7. 7 172.5mm 2026年6月26日
  8. 8 169.7mm 1959年8月13日
  9. 9 168mm 1971年9月6日
  10. 10 165mm 2002年7月10日
暑さ 最高気温 1893年からの観測 2001年以降 7/10件
  1. 1 37.7℃ 2014年7月26日
  2. 2 37.6℃ 2026年8月26日
  3. 3 37.5℃ 1942年8月2日
  4. 4 37.3℃ 2024年7月7日
  5. 5 37.3℃ 2023年8月5日
  6. 6 37.2℃ 2025年8月4日
  7. 7 37.2℃ 2023年8月1日
  8. 8 37℃ 2002年8月8日
  9. 9 37℃ 2000年7月23日
  10. 10 37℃ 1961年8月18日
暑さの長さ 猛暑日の年間日数 1893年からの観測 2001年以降 9/10件
  1. 1 27日 2025年
  2. 2 22日 2018年
  3. 3 21日 2024年
  4. 4 21日 2024年
  5. 5 20日 2023年
  6. 6 16日 1942年
  7. 7 15日 2022年
  8. 8 12日 2020年
  9. 9 11日 2019年
  10. 10 11日 2010年
夜の暑さ 熱帯夜の年間日数 1893年からの観測 2001年以降 10/10件
  1. 1 63日 2025年
  2. 2 51日 2024年
  3. 3 40日 2010年
  4. 4 38日 2023年
  5. 5 37日 2018年
  6. 6 28日 2022年
  7. 7 28日 2022年
  8. 8 28日 2002年
  9. 9 27日 2020年
  10. 10 27日 2019年
大雪 積雪の深さ 1893年からの観測 2001年以降 1/10件
  1. 1 93cm 1918年1月9日
  2. 2 85cm 1936年2月3日
  3. 3 83cm 1917年2月3日
  4. 4 80cm 1927年1月31日
  5. 5 80cm 1922年1月21日
  6. 6 78cm 1952年2月6日
  7. 7 77cm 1940年2月9日
  8. 8 73cm 2021年12月27日
  9. 9 73cm 1984年2月10日
  10. 10 71cm 1923年1月4日
台風の強さ 最低気圧 1893年からの観測 2001年以降 1/10件
  1. 1 949.2hPa 1959年9月26日
  2. 2 954.5hPa 1961年9月16日
  3. 3 961.1hPa 1912年9月23日
  4. 4 966.7hPa 1934年9月21日
  5. 5 968.4hPa 1972年9月16日
  6. 6 970.9hPa 1979年10月19日
  7. 7 972.3hPa 2018年9月30日
  8. 8 972.5hPa 1990年9月19日
  9. 9 972.9hPa 1990年9月20日
  10. 10 973.1hPa 1921年9月26日
寒さ 最低気温 1893年からの観測 2001年以降 0/10件
  1. 1 -11.3℃ 1904年1月27日
  2. 2 -10℃ 1923年1月6日
  3. 3 -9.3℃ 1938年1月6日
  4. 4 -9.2℃ 1907年1月13日
  5. 5 -9.1℃ 1933年1月29日
  6. 6 -8.9℃ 1896年2月17日
  7. 7 -8.8℃ 1966年2月8日
  8. 8 -8.7℃ 1947年12月21日
  9. 9 -8.7℃ 1901年2月5日
  10. 10 -8.6℃ 1939年1月11日

出典:気象庁「観測史上1〜10位の値」
統計期間は項目によって異なります(各項目の観測開始年は下の件数の横に出しています)。

記録が新しい側に寄っている

イマドコちゃん

イマドコちゃん

熱帯夜の年間日数の記録は、上位10件のうち10件が2001年以降なんだ。この項目は1893年からの観測で、直近25年はその19%くらい。偶然なら1.9件のはずだよ。同じように新しい側へ寄っているのは猛暑日の年間日数と最高気温だよ。反対に最低気温は2001年以降が1件も無くて、古い年のままなんだ。これは記録の日付を数えただけで、原因まではこの数字からは分からない。ただ、寄り方が項目によってはっきり違うのは確かだよ。

観測史上10位までの日付を数えたもの。原因の断定はしていません

記録に残っている地震

イマドコちゃん

イマドコちゃん

滋賀県で被害が記録された地震は、1891年の1件だけだよ。いちばん大きかったのは1891年の濃尾地震。7,273人が亡くなったり行方不明になったりしているんだ。ただしこれは被害が大きかったものだけの数だから、「何年に1回」という間隔にはならないよ。載っていない年にも地震は起きているんだ。

気象庁「過去の地震津波災害」より。1995年までは死者・行方不明者100人以上のものだけです

気圧がいちばん下がったとき

イマドコちゃん

イマドコちゃん

滋賀県でこれまでにいちばん気圧が下がったのは1959年9月の949.2ヘクトパスカルだよ。中心の気圧が低いほど、周りとの差が大きくなって風が強く吹くんだ。海の上では気圧が低いところの水位が持ち上がるから、満潮と重なると高潮になりやすいよ。

気象庁の観測記録より。台風の強さの階級は気圧ではなく最大風速で決められています

被害が記録された地震 1件

地震M最大震度死者・不明
1891 濃尾地震 8.0 (6) 7,273

出典:気象庁「過去の地震津波災害」。1995年までは死者・行方不明者が100人以上のものだけ、 1996年以降は被害が出たものすべてが載っています。件数が近年に多く見えるのはこのためで、 地震が増えたわけではありません。
最大震度のかっこ付き(例:(6))は、観測点が少なかった時代に被害の様子から推定された値です。 「5弱」「6強」のように弱・強が付くのは1996年に階級が分かれてからの表記で、 それ以前の「5」「6」とは範囲が異なります。

この記録の読み方

平均ではなく最大を見ています。備えの目安になるのは平年並みの数字ではなく、 実際にその土地で起きた最大だからです。

同じ県でも場所によって大きく違います。ここに出しているのは県の代表となる 気象官署1か所の記録です。山沿いと海沿い、川の近くと台地の上では条件が変わります。 お住まいの場所の危険度は、自治体が配っているハザードマップでご確認ください。

記録が無い=安全ではありません。観測が始まる前にも災害は起きています。 古い記録ほど残りにくく、この一覧に載っていないものもあります。