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静岡県の災害の記録

イマドコちゃん

イマドコちゃん

静岡県で1日にいちばん降ったのは2019年10月の401.0ミリだよ。1時間だと2003年7月の113.0ミリだよ。1時間に80ミリ以上は「猛烈な雨」で、気象庁の説明では息苦しくなるような圧迫感があるとされる強さなんだ。

記録は気象庁の観測値。雨の強さの言い方は気象庁「雨の強さと降り方」より

静岡県が全国のなかで上位に来るもの(観測史上1位の値で比べたとき)

  • 暑さ 全国1位 最高気温 41.4℃
  • 長く続く雨 全国5位 24時間の雨量 508mm
  • 短時間の強い雨 全国9位 1時間の雨量 113mm
  • 大雨 全国11位 1日の雨量 401mm

比べているのは静岡県の代表観測所(静岡)の値です。 同じ県でも場所によって大きく違います。

観測史上の記録 静岡観測所

それぞれ上位10件のうち、2001年以降のものが何件あるかを右に出しています。 観測を始めた年は項目によって違うので、偶然そうなる件数も項目ごとに変わります (各項目の観測開始年を件数の左に出しています)。
たとえば1897年からの観測なら直近25年は全体の約2割で、偶然なら10件中2件前後。 1940年からの観測なら約3割なので、偶然でも3件前後になります。

大雨 1日の雨量 1940年からの観測 2001年以降 7/10件
  1. 1 401mm 2019年10月12日
  2. 2 368mm 2004年6月30日
  3. 3 359mm 2023年6月2日
  4. 4 318mm 2002年7月10日
  5. 5 297.5mm 1982年9月12日
  6. 6 288.5mm 2001年9月10日
  7. 7 285.5mm 2024年8月29日
  8. 8 278.5mm 1974年7月8日
  9. 9 262mm 2004年10月9日
  10. 10 255.5mm 1941年7月12日
短時間の強い雨 1時間の雨量 1940年からの観測 2001年以降 7/10件
  1. 1 113mm 2003年7月4日
  2. 2 107mm 2022年9月24日
  3. 3 96mm 2025年9月5日
  4. 4 94.7mm 1964年6月27日
  5. 5 93mm 2024年8月23日
  6. 6 91mm 2022年9月23日
  7. 7 87.5mm 2004年6月30日
  8. 8 87mm 1987年8月6日
  9. 9 84.5mm 2017年7月4日
  10. 10 84.5mm 1991年9月14日
長く続く雨 24時間の雨量 1950年からの観測 2001年以降 8/10件
  1. 1 508mm 1974年7月7日
  2. 2 416.5mm 2022年9月23日
  3. 3 411mm 2019年10月12日
  4. 4 368mm 2004年6月30日
  5. 5 359mm 2023年6月2日
  6. 6 344.5mm 2003年7月4日
  7. 7 337mm 2014年10月5日
  8. 8 334mm 1982年9月12日
  9. 9 327.5mm 2024年8月29日
  10. 10 319mm 2004年10月9日
暑さ 最高気温 1940年からの観測 2001年以降 6/10件
  1. 1 41.4℃ 2025年8月6日
  2. 2 40℃ 2024年7月7日
  3. 3 39.3℃ 2024年7月4日
  4. 4 39.2℃ 2024年9月20日
  5. 5 38.9℃ 2024年7月20日
  6. 6 38.8℃ 2024年7月24日
  7. 7 38.7℃ 1995年8月28日
  8. 8 38.5℃ 1995年8月10日
  9. 9 38.5℃ 1942年8月17日
  10. 10 38.4℃ 1991年7月24日
暑さの長さ 猛暑日の年間日数 1940年からの観測 2001年以降 7/10件
  1. 1 23日 2024年
  2. 2 12日 2025年
  3. 3 10日 2020年
  4. 4 10日 1991年
  5. 5 8日 2011年
  6. 6 8日 1995年
  7. 7 7日 2023年
  8. 8 7日 1990年
  9. 9 6日 2004年
  10. 10 6日 2002年
夜の暑さ 熱帯夜の年間日数 1940年からの観測 2001年以降 8/10件
  1. 1 57日 2025年
  2. 2 55日 2024年
  3. 3 43日 2023年
  4. 4 41日 2018年
  5. 5 37日 2010年
  6. 6 34日 2019年
  7. 7 27日 1994年
  8. 8 27日 1994年
  9. 9 25日 2020年
  10. 10 25日 2013年
大雪 積雪の深さ 1940年からの観測 2001年以降 2/10件
  1. 1 10cm 1945年2月25日
  2. 2 3cm 2001年2月16日
  3. 3 3cm 1975年2月21日
  4. 4 3cm 1967年2月13日
  5. 5 2cm 1996年2月18日
  6. 6 2cm 1940年2月2日
  7. 7 1cm 1984年2月17日
  8. 8 1cm 1980年2月10日
  9. 9 1cm 1947年2月21日
  10. 10 0cm 2005年2月2日
台風の強さ 最低気圧 1940年からの観測 2001年以降 5/10件
  1. 1 961hPa 2017年10月23日
  2. 2 964.2hPa 1958年9月18日
  3. 3 965.1hPa 2019年10月12日
  4. 4 966.5hPa 2011年9月21日
  5. 5 966.9hPa 1998年9月16日
  6. 6 968.4hPa 1966年9月25日
  7. 7 969.7hPa 1985年7月1日
  8. 8 970.5hPa 1981年8月23日
  9. 9 971.2hPa 2013年10月16日
  10. 10 971.9hPa 2014年10月6日
寒さ 最低気温 1940年からの観測 2001年以降 0/10件
  1. 1 -6.8℃ 1960年1月25日
  2. 2 -6.8℃ 1945年1月29日
  3. 3 -6.6℃ 1967年1月9日
  4. 4 -6.4℃ 1946年1月11日
  5. 5 -6.4℃ 1945年1月26日
  6. 6 -6.2℃ 1940年1月11日
  7. 7 -6.1℃ 1967年1月17日
  8. 8 -6.1℃ 1963年1月31日
  9. 9 -6.1℃ 1945年1月19日
  10. 10 -6.1℃ 1943年1月18日

出典:気象庁「観測史上1〜10位の値」
統計期間は項目によって異なります(各項目の観測開始年は下の件数の横に出しています)。

記録が新しい側に寄っている

イマドコちゃん

イマドコちゃん

24時間の雨量の記録は、上位10件のうち8件が2001年以降なんだ。この項目は1950年からの観測で、直近25年はその34%くらい。偶然なら3.4件のはずだよ。同じように新しい側へ寄っているのは熱帯夜の年間日数と1日の雨量だよ。反対に最低気温は2001年以降が1件も無くて、古い年のままなんだ。これは記録の日付を数えただけで、原因まではこの数字からは分からない。ただ、寄り方が項目によってはっきり違うのは確かだよ。

観測史上10位までの日付を数えたもの。原因の断定はしていません

記録に残っている地震

イマドコちゃん

イマドコちゃん

静岡県で被害が記録された地震は、1930年から2014年までで11件あるよ。いちばん大きかったのは1944年の東南海地震。1,183人が亡くなったり行方不明になったりしているんだ。ただしこれは被害が大きかったものだけの数だから、「何年に1回」という間隔にはならないよ。載っていない年にも地震は起きているんだ。

気象庁「過去の地震津波災害」より。1995年までは死者・行方不明者100人以上のものだけです

気圧がいちばん下がったとき

イマドコちゃん

イマドコちゃん

静岡県でこれまでにいちばん気圧が下がったのは2017年10月の961.0ヘクトパスカルだよ。中心の気圧が低いほど、周りとの差が大きくなって風が強く吹くんだ。海の上では気圧が低いところの水位が持ち上がるから、満潮と重なると高潮になりやすいよ。

気象庁の観測記録より。台風の強さの階級は気圧ではなく最大風速で決められています

被害が記録された地震 11件

地震M最大震度死者・不明
2014 伊豆大島近海 6.0 5弱
2011 駿河湾 6.2 5弱
2011 静岡県東部 6.4 6強
2009 伊豆半島東方沖 5.1 5弱
2009 駿河湾 津波 6.5 6弱 1
2006 伊豆半島東方沖 5.8
2001 静岡県中部 5.3 5強
1997 伊豆半島東方沖 5.5 5弱
1960 チリ地震津波 津波 9.5 - 142
1944 東南海地震 津波 7.9 6 1,183
1930 北伊豆地震 7.3 6 272

出典:気象庁「過去の地震津波災害」。1995年までは死者・行方不明者が100人以上のものだけ、 1996年以降は被害が出たものすべてが載っています。件数が近年に多く見えるのはこのためで、 地震が増えたわけではありません。
最大震度のかっこ付き(例:(6))は、観測点が少なかった時代に被害の様子から推定された値です。 「5弱」「6強」のように弱・強が付くのは1996年に階級が分かれてからの表記で、 それ以前の「5」「6」とは範囲が異なります。

この記録の読み方

平均ではなく最大を見ています。備えの目安になるのは平年並みの数字ではなく、 実際にその土地で起きた最大だからです。

同じ県でも場所によって大きく違います。ここに出しているのは県の代表となる 気象官署1か所の記録です。山沿いと海沿い、川の近くと台地の上では条件が変わります。 お住まいの場所の危険度は、自治体が配っているハザードマップでご確認ください。

記録が無い=安全ではありません。観測が始まる前にも災害は起きています。 古い記録ほど残りにくく、この一覧に載っていないものもあります。