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徳島県の災害の記録

イマドコちゃん

イマドコちゃん

徳島県で1日にいちばん降ったのは1891年8月の471.5ミリだよ。1時間だと2009年8月の90.5ミリだよ。1時間に80ミリ以上は「猛烈な雨」で、気象庁の説明では息苦しくなるような圧迫感があるとされる強さなんだ。

記録は気象庁の観測値。雨の強さの言い方は気象庁「雨の強さと降り方」より

徳島県が全国のなかで上位に来るもの(観測史上1位の値で比べたとき)

  • 台風の強さ 全国2位 最低気圧 934.9hPa
  • 大雨 全国5位 1日の雨量 471.5mm
  • 長く続く雨 全国7位 24時間の雨量 483mm
  • 夜の暑さ 全国16位 熱帯夜の年間日数 66日

比べているのは徳島県の代表観測所(徳島)の値です。 同じ県でも場所によって大きく違います。

観測史上の記録 徳島観測所

それぞれ上位10件のうち、2001年以降のものが何件あるかを右に出しています。 観測を始めた年は項目によって違うので、偶然そうなる件数も項目ごとに変わります (各項目の観測開始年を件数の左に出しています)。
たとえば1897年からの観測なら直近25年は全体の約2割で、偶然なら10件中2件前後。 1940年からの観測なら約3割なので、偶然でも3件前後になります。

大雨 1日の雨量 1891年からの観測 2001年以降 4/10件
  1. 1 471.5mm 1891年8月2日
  2. 2 463.4mm 1912年10月2日
  3. 3 429.5mm 2011年9月20日
  4. 4 364.7mm 1965年9月14日
  5. 5 319.5mm 2013年9月15日
  6. 6 314mm 2014年8月2日
  7. 7 306mm 1912年9月22日
  8. 8 289.2mm 1894年9月10日
  9. 9 277.5mm 2004年10月20日
  10. 10 273.5mm 1954年7月30日
短時間の強い雨 1時間の雨量 1901年からの観測 2001年以降 3/10件
  1. 1 90.5mm 2009年8月10日
  2. 2 86.9mm 1950年9月3日
  3. 3 85.5mm 2016年9月20日
  4. 4 85.4mm 1912年10月2日
  5. 5 84.5mm 1979年9月30日
  6. 6 83mm 1972年9月9日
  7. 7 82mm 2014年9月6日
  8. 8 82mm 1974年7月7日
  9. 9 77mm 1977年7月17日
  10. 10 74mm 1993年11月13日
長く続く雨 24時間の雨量 1901年からの観測 2001年以降 3/10件
  1. 1 483mm 2011年9月20日
  2. 2 463.4mm 1912年10月2日
  3. 3 367.4mm 1912年9月22日
  4. 4 359mm 1965年9月14日
  5. 5 354.5mm 2013年9月15日
  6. 6 344.5mm 2014年8月2日
  7. 7 317mm 1972年9月8日
  8. 8 309.5mm 1974年7月6日
  9. 9 294mm 1988年6月3日
  10. 10 290.1mm 1954年7月31日
暑さ 最高気温 1891年からの観測 2001年以降 9/10件
  1. 1 38.4℃ 1994年7月15日
  2. 2 38.2℃ 2026年8月1日
  3. 3 38.2℃ 2013年8月11日
  4. 4 38℃ 2026年7月26日
  5. 5 37.9℃ 2026年8月2日
  6. 6 37.8℃ 2026年7月25日
  7. 7 37.7℃ 2024年7月29日
  8. 8 37.7℃ 2020年8月16日
  9. 9 37.7℃ 2020年8月15日
  10. 10 37.6℃ 2026年7月31日
暑さの長さ 猛暑日の年間日数 1891年からの観測 2001年以降 7/10件
  1. 1 23日 2024年
  2. 2 23日 2024年
  3. 3 16日 1994年
  4. 4 14日 2020年
  5. 5 14日 2013年
  6. 6 12日 2025年
  7. 7 12日 2018年
  8. 8 9日 2016年
  9. 9 9日 1990年
  10. 10 7日 1926年
夜の暑さ 熱帯夜の年間日数 1891年からの観測 2001年以降 9/10件
  1. 1 66日 2024年
  2. 2 65日 2025年
  3. 3 50日 2022年
  4. 4 46日 2010年
  5. 5 45日 2018年
  6. 6 43日 1994年
  7. 7 42日 2017年
  8. 8 42日 2017年
  9. 9 38日 2023年
  10. 10 38日 2020年
大雪 積雪の深さ 1891年からの観測 2001年以降 0/10件
  1. 1 42cm 1907年2月11日
  2. 2 33cm 1893年2月27日
  3. 3 31cm 1932年2月25日
  4. 4 29cm 1951年2月14日
  5. 5 26cm 1931年2月10日
  6. 6 19cm 1968年2月15日
  7. 7 18cm 1984年1月31日
  8. 8 16cm 1944年2月3日
  9. 9 16cm 1916年12月27日
  10. 10 14cm 1984年2月1日
台風の強さ 最低気圧 1891年からの観測 2001年以降 3/10件
  1. 1 934.9hPa 1961年9月16日
  2. 2 942.1hPa 1934年9月21日
  3. 3 952.5hPa 1965年9月10日
  4. 4 955.8hPa 2018年9月4日
  5. 5 956.4hPa 1912年9月23日
  6. 6 961.1hPa 1979年9月30日
  7. 7 963.4hPa 2003年8月9日
  8. 8 965.9hPa 1938年9月5日
  9. 9 966.7hPa 1959年9月26日
  10. 10 968.3hPa 2003年8月8日
寒さ 最低気温 1891年からの観測 2001年以降 0/10件
  1. 1 -6℃ 1945年2月9日
  2. 2 -5.9℃ 1981年2月27日
  3. 3 -5.8℃ 1981年2月26日
  4. 4 -5.4℃ 1892年1月20日
  5. 5 -5.2℃ 1904年1月27日
  6. 6 -5℃ 1967年1月16日
  7. 7 -5℃ 1936年1月17日
  8. 8 -4.9℃ 1963年1月24日
  9. 9 -4.9℃ 1945年1月17日
  10. 10 -4.6℃ 1977年2月16日

出典:気象庁「観測史上1〜10位の値」
統計期間は項目によって異なります(各項目の観測開始年は下の件数の横に出しています)。

記録が新しい側に寄っている

イマドコちゃん

イマドコちゃん

最高気温の記録は、上位10件のうち9件が2001年以降なんだ。この項目は1891年からの観測で、直近25年はその19%くらい。偶然なら1.9件のはずだよ。同じように新しい側へ寄っているのは熱帯夜の年間日数と猛暑日の年間日数だよ。反対に積雪の深さは2001年以降が1件も無くて、古い年のままなんだ。これは記録の日付を数えただけで、原因まではこの数字からは分からない。ただ、寄り方が項目によってはっきり違うのは確かだよ。

観測史上10位までの日付を数えたもの。原因の断定はしていません

記録に残っている地震

イマドコちゃん

イマドコちゃん

徳島県で被害が記録された地震は、1946年から2021年までで2件あるよ。いちばん大きかったのは1946年の南海地震。1,443人が亡くなったり行方不明になったりしているんだ。ただしこれは被害が大きかったものだけの数だから、「何年に1回」という間隔にはならないよ。載っていない年にも地震は起きているんだ。

気象庁「過去の地震津波災害」より。1995年までは死者・行方不明者100人以上のものだけです

気圧がいちばん下がったとき

イマドコちゃん

イマドコちゃん

徳島県でこれまでにいちばん気圧が下がったのは1961年9月の934.9ヘクトパスカルだよ。中心の気圧が低いほど、周りとの差が大きくなって風が強く吹くんだ。海の上では気圧が低いところの水位が持ち上がるから、満潮と重なると高潮になりやすいよ。

気象庁の観測記録より。台風の強さの階級は気圧ではなく最大風速で決められています

被害が記録された地震 2件

地震M最大震度死者・不明
2021 紀伊水道 5.4 5弱
1946 南海地震 津波 8.0 5 1,443

出典:気象庁「過去の地震津波災害」。1995年までは死者・行方不明者が100人以上のものだけ、 1996年以降は被害が出たものすべてが載っています。件数が近年に多く見えるのはこのためで、 地震が増えたわけではありません。
最大震度のかっこ付き(例:(6))は、観測点が少なかった時代に被害の様子から推定された値です。 「5弱」「6強」のように弱・強が付くのは1996年に階級が分かれてからの表記で、 それ以前の「5」「6」とは範囲が異なります。

この記録の読み方

平均ではなく最大を見ています。備えの目安になるのは平年並みの数字ではなく、 実際にその土地で起きた最大だからです。

同じ県でも場所によって大きく違います。ここに出しているのは県の代表となる 気象官署1か所の記録です。山沿いと海沿い、川の近くと台地の上では条件が変わります。 お住まいの場所の危険度は、自治体が配っているハザードマップでご確認ください。

記録が無い=安全ではありません。観測が始まる前にも災害は起きています。 古い記録ほど残りにくく、この一覧に載っていないものもあります。