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山口県の災害の記録

イマドコちゃん

イマドコちゃん

山口県で1日にいちばん降ったのは1972年7月の297.0ミリだよ。1時間だと2013年7月の143.0ミリだよ。1時間に80ミリ以上は「猛烈な雨」で、気象庁の説明では息苦しくなるような圧迫感があるとされる強さなんだ。

記録は気象庁の観測値。雨の強さの言い方は気象庁「雨の強さと降り方」より

山口県が全国のなかで上位に来るもの(観測史上1位の値で比べたとき)

  • 短時間の強い雨 全国1位 1時間の雨量 143mm
  • 暑さの長さ 全国9位 猛暑日の年間日数 50日
  • 暑さ 全国17位 最高気温 39.4℃
  • 台風の強さ 全国22位 最低気圧 957.3hPa

比べているのは山口県の代表観測所(下関)の値です。 同じ県でも場所によって大きく違います。

観測史上の記録 下関観測所

それぞれ上位10件のうち、2001年以降のものが何件あるかを右に出しています。 観測を始めた年は項目によって違うので、偶然そうなる件数も項目ごとに変わります (各項目の観測開始年を件数の左に出しています)。
たとえば1897年からの観測なら直近25年は全体の約2割で、偶然なら10件中2件前後。 1940年からの観測なら約3割なので、偶然でも3件前後になります。

大雨 1日の雨量 1966年からの観測 2001年以降 7/10件
  1. 1 297mm 1972年7月11日
  2. 2 277mm 2009年7月21日
  3. 3 254.5mm 2013年7月28日
  4. 4 247mm 2005年9月6日
  5. 5 219.5mm 1982年7月16日
  6. 6 218mm 2022年9月19日
  7. 7 208.5mm 2023年6月30日
  8. 8 208.5mm 2001年6月19日
  9. 9 206.5mm 1995年7月2日
  10. 10 197mm 2021年8月14日
短時間の強い雨 1時間の雨量 1966年からの観測 2001年以降 7/10件
  1. 1 143mm 2013年7月28日
  2. 2 81.5mm 1989年8月24日
  3. 3 77mm 2009年7月21日
  4. 4 74.5mm 2004年9月7日
  5. 5 70.5mm 2023年7月1日
  6. 6 68mm 2003年7月11日
  7. 7 66.5mm 2020年9月10日
  8. 8 65.5mm 2003年7月12日
  9. 9 65.5mm 1999年9月24日
  10. 10 64mm 1969年9月14日
長く続く雨 24時間の雨量 1966年からの観測 2001年以降 5/9件
  1. 1 297mm 1972年7月11日
  2. 2 288mm 2023年6月30日
  3. 3 285.5mm 1995年7月2日
  4. 4 278mm 2023年7月1日
  5. 5 277mm 2009年7月21日
  6. 6 261mm 2022年9月19日
  7. 8 251mm 1966年7月1日
  8. 9 247.5mm 2005年9月6日
  9. 10 247mm 1966年6月30日
暑さ 最高気温 1966年からの観測 2001年以降 10/10件
  1. 1 39.4℃ 2026年8月3日
  2. 2 39.1℃ 2026年8月2日
  3. 3 38.8℃ 2024年8月8日
  4. 4 38.8℃ 2018年7月25日
  5. 5 38.7℃ 2018年7月19日
  6. 6 38.6℃ 2024年8月15日
  7. 7 38.6℃ 2020年8月21日
  8. 8 38.5℃ 2026年8月6日
  9. 9 38.5℃ 2026年7月27日
  10. 10 38.5℃ 2025年8月1日
暑さの長さ 猛暑日の年間日数 1966年からの観測 2001年以降 9/10件
  1. 1 50日 2025年
  2. 2 47日 2024年
  3. 3 35日 2018年
  4. 4 35日 2018年
  5. 5 23日 2013年
  6. 6 23日 1994年
  7. 7 18日 2016年
  8. 8 16日 2022年
  9. 9 15日 2020年
  10. 10 15日 2017年
夜の暑さ 熱帯夜の年間日数 1966年からの観測 2001年以降 10/10件
  1. 1 40日 2024年
  2. 2 38日 2010年
  3. 3 38日 2010年
  4. 4 37日 2025年
  5. 5 29日 2023年
  6. 6 29日 2022年
  7. 7 25日 2018年
  8. 8 25日 2012年
  9. 9 23日 2017年
  10. 10 22日 2011年
大雪 積雪の深さ 1966年からの観測 2001年以降 0/10件
  1. 1 37cm 1996年2月10日
  2. 2 27cm 1987年1月13日
  3. 3 25cm 1971年1月5日
  4. 4 25cm 1968年2月24日
  5. 5 20cm 1978年2月17日
  6. 6 20cm 1973年12月25日
  7. 7 20cm 1970年1月17日
  8. 8 20cm 1966年12月28日
  9. 9 18cm 1990年1月24日
  10. 10 18cm 1975年2月23日
台風の強さ 最低気圧 1966年からの観測 2001年以降 4/10件
  1. 1 957.3hPa 1991年9月27日
  2. 2 962.9hPa 2004年9月7日
  3. 3 967.3hPa 1999年9月24日
  4. 4 969.9hPa 2004年8月30日
  5. 5 972.8hPa 1982年8月27日
  6. 6 974.9hPa 1980年9月11日
  7. 7 975.1hPa 1996年8月14日
  8. 8 976.5hPa 2022年9月19日
  9. 9 976.7hPa 2005年9月6日
  10. 10 978.5hPa 1971年8月5日
寒さ 最低気温 1966年からの観測 2001年以降 3/10件
  1. 1 -8.9℃ 1977年2月18日
  2. 2 -8.5℃ 1968年2月25日
  3. 3 -8℃ 1968年2月24日
  4. 4 -7.9℃ 1981年2月28日
  5. 5 -7.9℃ 1977年2月19日
  6. 6 -7.6℃ 2004年1月22日
  7. 7 -7.6℃ 1977年3月5日
  8. 8 -7.4℃ 2016年1月25日
  9. 9 -7.1℃ 1975年2月23日
  10. 10 -7℃ 2021年1月9日

出典:気象庁「観測史上1〜10位の値」
統計期間は項目によって異なります(各項目の観測開始年は下の件数の横に出しています)。

記録が新しい側に寄っている

イマドコちゃん

イマドコちゃん

最高気温の記録は、上位10件のうち10件が2001年以降なんだ。この項目は1966年からの観測で、直近25年はその43%くらい。偶然なら4.3件のはずだよ。同じように新しい側へ寄っているのは熱帯夜の年間日数と猛暑日の年間日数だよ。反対に積雪の深さは2001年以降が1件も無くて、古い年のままなんだ。これは記録の日付を数えただけで、原因まではこの数字からは分からない。ただ、寄り方が項目によってはっきり違うのは確かだよ。

観測史上10位までの日付を数えたもの。原因の断定はしていません

記録に残っている地震

イマドコちゃん

イマドコちゃん

山口県で被害が記録された地震は、1997年の1件だけだよ。ただしこれは被害が大きかったものだけの数だから、「何年に1回」という間隔にはならないよ。載っていない年にも地震は起きているんだ。

気象庁「過去の地震津波災害」より。1995年までは死者・行方不明者100人以上のものだけです

気圧がいちばん下がったとき

イマドコちゃん

イマドコちゃん

山口県でこれまでにいちばん気圧が下がったのは1991年9月の957.3ヘクトパスカルだよ。中心の気圧が低いほど、周りとの差が大きくなって風が強く吹くんだ。海の上では気圧が低いところの水位が持ち上がるから、満潮と重なると高潮になりやすいよ。

気象庁の観測記録より。台風の強さの階級は気圧ではなく最大風速で決められています

被害が記録された地震 1件

地震M最大震度死者・不明
1997 山口県北部 6.6 5強

出典:気象庁「過去の地震津波災害」。1995年までは死者・行方不明者が100人以上のものだけ、 1996年以降は被害が出たものすべてが載っています。件数が近年に多く見えるのはこのためで、 地震が増えたわけではありません。
最大震度のかっこ付き(例:(6))は、観測点が少なかった時代に被害の様子から推定された値です。 「5弱」「6強」のように弱・強が付くのは1996年に階級が分かれてからの表記で、 それ以前の「5」「6」とは範囲が異なります。

この記録の読み方

平均ではなく最大を見ています。備えの目安になるのは平年並みの数字ではなく、 実際にその土地で起きた最大だからです。

同じ県でも場所によって大きく違います。ここに出しているのは県の代表となる 気象官署1か所の記録です。山沿いと海沿い、川の近くと台地の上では条件が変わります。 お住まいの場所の危険度は、自治体が配っているハザードマップでご確認ください。

記録が無い=安全ではありません。観測が始まる前にも災害は起きています。 古い記録ほど残りにくく、この一覧に載っていないものもあります。